吉田恵輔
専門学校・東京ビジュアルアーツ在学中から自主映画を制作し、塚本晋也監督の「BULLET BALLET バレット・バレエ」(00)をはじめ、PVやCMの照明を担当する。2005年、初監督作の中編「なま夏」がゆうばり国際ファンタスティック映画祭のファンタスティック・オフシアター・コンペティション部門でグランプリに輝く。翌06年、「机のなかみ」で長編デビュー。自身の小説を映画化した「純喫茶磯辺」(08)をはじめ、「さんかく」(10)、「ばしゃ馬さんとビッグマウス」「麦子さんと」(ともに13)などオリジナル作品を多く手がけるほか、「銀の匙 Silver Spoon」(14)、「ヒメアノ~ル」(16)など人気漫画の実写化でもメガホンを取る。その後も、「犬猿」「愛しのアイリーン」(ともに18)、「BLUE ブルー」「空白」(ともに21)などといった話題作を次々と発表している。