マ・ドンソク
韓国・ソウル生まれ。18歳で家族とともにアメリカに移住し、アメリカ国籍を取得。本名はイ・ドンソク、ドン・リー。
幼い頃に観た映画「ロッキー」(77)の影響でボクシングを始め、俳優を目指すようになる。パーソナルトレーナーやボディビルダーとして活動した後、1994年にアメリカでミュージカル俳優としてデビュー。韓国映画「天軍」(05)のオーディションに合格したことをきっかけに、韓国へ戻り本格的に俳優活動をスタートさせる。
サスペンス映画「隣人 The Neighbors」(12)で、第49回百想芸術大賞(映画部門)の最優秀助演男優賞を受賞し、韓国国内で知名度を上げる。「新感染 ファイナル・エクスプレス」(16)で国際的にブレイクすると、「犯罪都市」(17)や、「無双の鉄拳」「悪人伝」(ともに19)などのアクション作品に立て続けに出演。韓国では「マブリー」(マ・ドンソクとラブリーの複合語)の愛称で親しまれ、ラブコメ「グッバイ・シングル」(16)やコメディ「スタートアップ!」(20)など、アクションに限らない幅広いジャンルで活躍する。
マーベル・スタジオ作品「エターナルズ」(21)で主演キャラクターのひとりに抜てきされ、ハリウッド進出。「悪人伝」のハリウッドリメイク版では、シルベスター・スタローンと共同プロデュースおよび主演を務めることが決定している。