ロイ・シャイダー
米ニュージャージー州出身。子供の頃はスポーツ少年だったが、大学で演技を学び、1968年、ニューヨーク・シェイクスピア・フェスティバルで上演された舞台「Stephen D」でオビー賞を受賞する。ホラー「The Curse of the Living Corpse」(64)で映画に初出演し、「コールガール」(71)の演技で注目を集め、ウィリアム・フリードキン監督のオスカー作品賞受賞作「フレンチ・コネクション」(71)で助演男優賞にノミネートされる。スティーブン・スピルバーグ監督の大ヒット作「ジョーズ」(75)で警察署長ブロディ役を演じ、続編「ジョーズ2」(78)にも出演。フリードキン監督の「恐怖の報酬」(77)や演出家・振付師ボブ・フォッシーの自伝的作品「オール・ザット・ジャズ」(79)でも主演を務め、後者でアカデミー主演男優賞にノミネートされた。その他の出演作にダスティン・ホフマン共演の「マラソンマン」(76)、「ブルーサンダー」(83)、「2010年」(84)などがある。