リュディビーヌ・サニエ
10歳から子役として活動し、「お家に帰りたい」(89)で映画デビュー。その後、「夫たち、妻たち、恋人たち」(89)、「シラノ・ド・ベルジュラック」(90)などに出演する。フランソワ・オゾン監督の「焼け石に水」(00)で大胆なヌードも披露する奔放な少女を演じて一躍注目を集め、同監督の「8人の女たち」(02)では、ダニエル・ダリューやカトリーヌ・ドヌーブらフランスを代表する大女優たちと共演し、ベルリン国際映画祭の銀熊賞を受賞した(8人の女優に対して授賞)。オゾン監督と3度目のタッグとなった「スイミング・プール」(03)で知名度はさらに高まり、ハリウッドの実写映画「ピーター・パン」(03)でティンカー・ベル役を演じる。その後もフランス映画で活躍を続け、「パリ、ジュテーム」(06)、「引き裂かれた女」(07)、「ジャック・メスリーヌ フランスで社会の敵(パブリック・エネミー)No.1と呼ばれた男」2部作(08)などに出演する。