引き裂かれた女

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引き裂かれた女

解説

2010年に他界した仏ヌーベルバーグの巨匠クロード・シャブロル監督が、07年に手がけたサスペンス。20世紀初頭のアメリカで起こった「スタンフォード・ホワイト殺害事件」をベースに、年齢も性格も異なる2人の男に愛されたヒロイン、ガブリエルが、歪んだ恋愛関係に溺れ、自分を見失っていく様子を描く。主演は「スイミング・プール」のリュディビーヌ・サニエ。ガブリエルを愛する2人の男に、「ピアニスト」のブノワ・マジメル、仏映画界のベテラン俳優フランソワ・ベルレアン。

2007年製作/115分/フランス
原題:La Fille Coupee En Deux
配給:紀伊國屋書店、マーメイドフィルム
劇場公開日:2011年4月9日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

4.0ただただ可哀想な女

2015年3月9日
PCから投稿

悲しい

若くて初心なヒロインが若いお金持ちの男と有名作家の初老の男との間で揺れ動き、とにかく振り回されるなんとも言えない話でした。

さっきまで愛だと信じていたものは実は違ったり、欲しかった愛を手放して欲しくない愛を選んだり。2人の男の間で、自分の心に忠実に行動したり自分の心を殺したりしながら少しずつ変わり、疲れてゆくヒロインが見事でした。
ラストもタイトルを表したかったシーンなのでしょう。唐突感は否めませんが、映画としてはとても面白かったです。

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ku