ローラとふたりの兄
劇場公開日 2021年12月10日
解説
家族をめぐる様々な問題にぶつかりながらも日常をひたむきに生きる人々を描いたフランス発のヒューマンコメディ。フランス西部の都市アングレーム。弁護士のローラには、ロマンチストで神経質な眼鏡士ブノワと職人気質で不器用な解体業者ピエールという2人の兄がいる。ブノワの3度目の結婚式の日、大遅刻をしてきたピエールの失礼なスピーチのせいで、兄弟ゲンカが勃発。そんな中、ローラは離婚調停の依頼人ゾエールと恋に落ちるが、病院である事実を告げられる。一方、ピエールは深刻な仕事のトラブルを抱え、ブノワは心の準備がないまま父親となる。「8人の女たち」のリュディビーヌ・サニエが主人公ローラ、「ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走」のジョゼ・ガルシアが次男ピエールを演じた。「愛しき人生のつくりかた」のジャン=ポール・ルーブ監督がメガホンをとり、長男ブノワ役を自ら務めた。
2021年製作/105分/PG12/フランス
原題:Lola et ses freres
配給:サンリスフィルム、ブロードメディア
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2022年2月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
タイトルから想像した内容とは違ったけど、家族っていいなぁ!となんかじわっと心に染みた。
2022年1月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
タイトルからして特に何も起こらない物語なんだろうと思ってたけど、やっぱりそうでしたね。
でもそれがすごく良かった。すごく。
フランスだから近しい人同士のハグやビズは当たり前にあったけど、日本人との違いで目についたのはそれくらい。
あとは本当に万国共通、みんな同じようなことで悩んだり笑ったり苦しんだり幸せを感じたり、するんですよね。
兄弟や親子の関係性とかも、わかり合ってたりそうでもなかったり、思いやりがあったりなかったり。その時々で、近くなったり遠くなったりする距離感が、すごくリアル。
妹な私はやっぱりローラ目線で観ていたから、ローラがツラい時は私もツラくて泣いちゃったし、ラストは幸せが溢れて泣いちゃった。
この映画で泣くとは思ってなかった。
クスッと笑えるシーンもたくさんあって、特に眼鏡屋さんは面白かったな。
もう一度、家族と一緒に観たい映画です。
2022年1月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
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フランス西部のアングレームで暮らす弁護士のローラには、ロマンチストで神経質な眼鏡士ブノワと職人気質で不器用な解体業者ピエールという2人の兄がいた。ブノワの3度目の結婚式の日、遅刻をしてきたピエールのスピーチのせいで、兄弟ゲンカが起きた。ローラは離婚調停の依頼人ゾエールと恋に落ち一緒に暮らし始めた。一方、ピエールは失業し就活をせざるを得ず、ブノワは突然の妻の妊娠報告に戸惑いとんでもない事を言ってしまった。また、ローラは病院で妊娠が出来ない身体だと診断されゾエールと別れる決断をした。さてどうなる、という話。
コメディなんだろうけど、みんな秘密を抱えて悲しさも有り兄弟の心の葛藤を描き面白かった。
ローラの養子が黒人の子どもなのもフランスっぽいなと思った。
2022年1月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
スクラップ&ビルド
雨降って地固まる
壊れても建て直せるんは土台がしっかりしてるから。
人間関係でのそれは「繋がり」、「信頼」、「愛情」などなど
の土台があってこそ。
血縁の有無は関係なく。
なんとまー、優しい物語。
人間は最低でくだらない生き物だと思うけど、
素晴らしい生き物でもあるよなぁ、
と思わせて、、、いや思い出させてくれる作品。
だっていい人だらけなんだもん。
これは天国だよ。
いい人だらけの世界では、辛いことがあっても
誰でも乗り越えられるんじゃないかなー?きっと。
夢みたいな話だけど、きっとどこかにあるって思っちゃう。
僕も3人姉弟で仲は良い方だからかな?
まぁ、気持ち入ってしまった。わかるわぁ〜が
多くて。
さらっと小粋な会話てクスクスさせてくれながら
愛情でしっかりとつながっている兄妹を中心に
ほんわかじんわりと胸が温かくしてくれる物語。
思いやり、距離感、おもんばかる、配慮、相手への優しさ
赦し・・・・などなど、昨今のギスギスする話題ばかりで
天気共々寒々しい日々にぴったりの暖かい作品。
ちょっと苦目な大人のココア。
寒い1日にもってこいです。
おすすめです。
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