ユマ・サーマン
米ボストン出身。16歳でニューヨークへ渡り、学校卒業後にモデルとして活躍。映画デビュー作「ミッドナイト・ガール」(88)の主演で女優としても活動を開始した。1990年、英俳優ゲイリー・オールドマンと電撃結婚したが、ほどなく離婚。クエンティン・タランティーノ監督の「パルプ・フィクション」(94)でアカデミー助演女優賞にノミネートされ、国際的なスター女優としても開花。SF映画「ガタカ」(97)で共演したイーサン・ホークと翌98年に結婚して2児を出産し、一時期は育児に専念。2003年、タランティーノ監督の「キル・ビル」で映画女優に復帰し、翌04年の続編にも主演した。近年はデンマークの鬼才ラース・フォン・トリアー監督の「ニンフォマニアック」2部作(13)、同監督のサイコスリラー「ハウス・ジャック・ビルト」(18)などで存在感を示す。ホークとは04年に離婚。12年、フランス人資本家の婚約者との間に女児をもうけたが、14年に婚約解消した。