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映画「グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告」 グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告
劇場公開日 2021年4月23日
解説
祖父と孫が部屋とプライドをかけたバトルを展開する、ロバート・デ・ニーロ主演のコメディ。妻を亡くしたことから、娘一家の家に越してきたエド。孫のピーターは、おじいちゃんと暮らせることを喜んでいたが、自分の部屋がエドのものになり、自分は屋根裏部屋で暮らさなければいけないことを知ったことから態度を急変。激怒したピーターはエドが部屋を明け渡すよう、さまざまな攻撃をしかける。あまりにも度を越したイタズラに怒り心頭となったエドは悪友ジェリーの悪知恵を借り、ピーターに報復を開始。孫と祖父の部屋をかけた小さな戦争は、やがて隣人をも巻き込んだ大騒動へと発展していく。エド役をデ・ニーロ、ピーター役を「ピートと秘密の友達」のオークス・フェグリーが演じるほか、ユマ・サーマン、ロブ・リグル、「ディア・ハンター」以来のデ・ニーロとの共演となるクリストファー・ウォーケンらが脇を固める。監督は「アルビン 歌うシマリス3兄弟」のティム・ヒル。
2020年製作/94分/G/アメリカ
原題:The War with Grandpa
配給:パルコ
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2022年1月31日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
母が亡くなり、一人になった父親(ロバート・デ・ニーロ)を気遣って娘(ユマ・サーマン)は引き取ることに。
自分の部屋を取られてしまった孫は、お祖父ちゃんを追い出して取り戻そうとする。
他愛もない話だけど、役者でもせてくれるので退屈しない。
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一人暮らしの祖父が娘一家と同居することになった。孫は祖父に部屋を明け渡すことになり、大激怒。屋根裏部屋から宣戦布告を送り、二人だけの"戦争"が幕を開ける。
最初はお互いに小規模な嫌がらせから始まり、どんどんエスカレートしていく。
私は、孫が祖父の緊急通報アラームをわざと鳴らしたいたずらがかなり嫌だった。子供が老人にするいたずらとしても最低だけど、ここで家族全体で注意する等の話にならないご都合さに違和感があった。誤りにしても持たせた娘の方に話は行くだろうし、誤って押したで誤魔化せたのだろうか。
末娘の孫のパーティを台無しにしてからの家族の絆・愛みたいな流れも唐突だった気がする。
私はなんだかんだ丸く収まるこの手の話には流されやすいので、気持ちは☆4ですが、人にすすめるなら☆3です。孫のいたずらがクソガキみが強くて、嫌な人はイライラすると思う。
2022年1月21日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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「ホームアローン」のようなファニーないたずら映画だと想像していたが、何が面白くて作ったのか動機が分からない映画でした。
老親の同居問題は深刻なテーマ、たとえ部屋や経済的な問題がクリアできても家族の理解が得られなければ長続きは無理でしょう。ところが映画では脚本が稚拙なのか演出がへぼなのか、問題を拗れさせたがっているようにしか描きません。
子供のキャラ設定も疑問、ある意味、現代っ子なのかもしれませんが自己中で打算的、可愛い孫娘でさえ物欲しさですり寄るばかり、現代の風刺劇なのでしょうかね。
貧しい暮らしでも無いようだしパパもおじいちゃんも建築家なら部屋の改装や建て増しくらいお手の物に思えるでしょう、シチュエーションがいちいち嘘っぽい。
それに加えて、いたずらの事例が到底小学生やおじいちゃんには無理な細工だとみえみえ、別にリアリティが欲しいわけではないがもう少し上手に騙してほしかった。
大人げない老人と卑しい子供の笑えないシチュエーション・コメデイでした。
2021年7月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ー 妻を亡くして、どこか苛苛しているエド(ロバート・デ・ニーロ)はちょっとした問題を起こし、到頭娘サリー(ユマ・サーマン)の家に同居する羽目に。
その、煽りを受けた孫のピーター(オークス・フェグリー君)は、グランパ、エドに部屋を明け渡し、不満を抱えて、屋根裏部屋へ・・。ー
◆感想
・ピーターが、エドに”宣戦布告状”を叩きつけ・・、じゃなくってドアの下からそっと差し入れる所から繰り広げられる、お互いへの数々の悪戯合戦の面白さにクスクス笑う。
ー 良く考えるよなあ・・、ピーター。エドも負けじとやり返す。けれど二人はホントは仲良し何だよね。ー
・エドは、友人ジェリー(クリストファー・ウォーケン)達をも巻き込み、悪戯合戦は続く。
ー ウワワ・・。”ディア・ハンター”じゃない! クリストファー・ウォーケンは、コミカル演技も上手いのである。皆、何だかとっても楽しそう・・。ー
・婿殿アーサー(ロブ・グリル)、悪戯の煽りを受け、アンマリ仲の良くない義父の〇〇〇〇〇を見て、大絶叫!!
ー 脳内、大爆笑である。あー、オカシイ。ー
・イロイロとやり過ぎちゃって、ピーターの妹で、エドの大切な孫娘の誕生日パーティーが・・。
ー 反省するピーターにエドも謝り、伝えた言葉の大切さ・・。ー
<二人の悪戯合戦が、ホント面白かった作品。
エンドロールで流れた、NG集(ロバート・デ・ニーロ出演作品では、珍しい。)の中の、名優達の楽しそうな表情ったら。
きっと、制作も楽しい雰囲気の中で行われたんだろうね。
あのラストは・・。続編があるのかな・・。>
<2021年7月3日 刈谷日劇にて鑑賞>
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