モーガン・フリーマン
米メンフィス出身。兵役後、サンフランシスコのミュージカル劇団に入団。その後ニューヨークでオフ・ブロードウェイの舞台に立ち、映画デビューは1980年の「ブルベイカー」。「NYストリート・スマート」(87)のポン引き役でアカデミー助演男優賞に初ノミネートされ、舞台でも好演した映画版「ドライビングMissデイジー」(88)で同主演男優賞にノミネートされる。90年代には「許されざる者」(92)、「ショーシャンクの空に」(94)、「セブン」(95)などの名作・話題作に出演し、米映画界にとって欠かせない存在となった。2005年、再びイーストウッド監督と組んだ「ミリオンダラー・ベイビー」でアカデミー助演男優賞を受賞。同監督の「インビクタス 負けざる者たち」(09)ではネルソン・マンデラ大統領役で同主演男優賞に3度目のノミネートを果たす。以降は、「エンド・オブ・ホワイトハウス」シリーズ(13、16、19)や「グランド・イリュージョン」シリーズ(13、16)などの大作で脇役を務めたほか、「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」(14)、「ジーサンズ はじめての強盗」(17)などに主演している。