水谷豊
子役としてキャリアをスタートし、TVドラマ「バンパイヤ」(68)で初めて主演を務める。TVドラマ「傷だらけの天使」(74)でチンピラ役を演じてブレイク。映画「青春の殺人者」(76)で、キネマ旬報主演男優賞を当時最年少で受賞した。「熱中時代」(78~79、80~81)で演じた熱血先生が当たり役となり、若者を中心に絶大な人気を獲得。79年には同シリーズの「刑事編」に主演する。映画「逃れの街」(83)以降はTVを中心に活動。00年の単発ドラマから始まった「相棒」シリーズは連ドラに続いて劇場版も製作され、大ヒットを記録。水谷の新たな代表作となった。12年「HOME 愛しの座敷わらし」で29年ぶりに映画での単独主演を務める。「少年H」(13)では、89年に結婚した伊藤蘭と夫婦役で共演。ブレイク当初は歌手としても活動し「カリフォルニア・コネクション」(79)などがヒットするが、80年代中盤からは俳優業に専念。音楽活動を再開した08年はNHK紅白歌合戦に出場した。