ブラッド・バード

10代の頃からアニメーターとしてディズニー・アニメーション「きつねと猟犬」（81）などに参加。その後、長寿アニメ番組「シンプソンズ」（89～98）のエグゼクティブ・コンサルタントなどを務める。初の長編アニメ監督作「アイアン・ジャイアント」（99）が高く評価され、友人だったジョン・ラセターに誘われピクサー・スタジオで監督2作目「Mr.インクレディブル」（04）を手がける。同作でアカデミー長編アニメーション賞を受賞、続く「レミーのおいしいレストラン」（07）でも同賞に輝いた。両作品で脚本も手がけており、オスカー脚本賞にもノミネートされた。トム・クルーズ主演の人気アクションシリーズ第4弾「ミッション：インポッシブル　ゴースト・プロトコル」（11）で実写映画を初監督し、ディズニーの実写映画「トゥモローランド」（15）では監督のほか製作・原案・脚本を兼ねた。「Mr.インクレディブル」の14年ぶりの続編「インクレディブル・ファミリー」（18／監督・脚本）は北米市場で長編アニメ史上最高の興行収入（18年8月時点）を記録した。