フィオナ・ショウ
アイルランド出身。アイルランド国立大学コーク校で哲学を学んだ後、ロンドン王立演劇学校を1982年に卒業する。その後は舞台、TVドラマ、映画で着実にキャリアを積み、アカデミー作品賞にノミネートされたジム・シェリダン監督作「マイ・レフトフット」(89)で注目を得る。
以降、ソフィー・マルソー主演の文芸大作「アンナ・カレーニナ」やニール・ジョーダン監督作「ブッチャー・ボーイ」(ともに98)などを経て、世界的大ヒット作となった「ハリー・ポッターと秘密の部屋」(01)で主人公の継母ペチュニア・ダーズリー役を演じ、以降のシリーズ作でも同役を務める。
その他の映画出演作に「ツリー・オブ・ライフ」(11)、「エノーラ・ホームズの事件簿」「アンモナイトの目覚め」(ともに20)、「ブルー きみは大丈夫」(24)、長編アニメーション「あの年のクリスマス」(24・声の出演)などがある。