ビル・パクストン
テキサス州フォートワース出身。父は俳優ジョン・パクストン。18歳の時にロサンゼルスに引越し、ロジャー・コーマンのニュー・ワールド・ピクチャーズで美術スタッフとして働き始め、同スタジオの「クレイジー・ママ」(75・日本劇場未公開)で俳優デビューする。その後、ニューヨーク大学でステラ・アドラーに演技を学び、低予算の映画やTVドラマの出演を経て、「エイリアン2」(86)や「タイタニック」(97)といったジェームズ・キャメロン監督の主要作で活躍するようになる。その他の出演作に、「アポロ13」(95)、「ツイスター」(96)、「U-571」(00)、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」(14)など。17年2月25日、心臓手術後の合併症で死去。その3週間前に放送が開始されたばかりの主演ドラマ「トレーニング デイ(原題)」では、息子ジェームズと共演していた。