デミアン・ビチル
メキシコ出身。舞台演出家の父と女優の母の間に生まれ、3歳で初舞台を踏む。14歳でTVドラマに初出演。22歳で渡米し、英語を習得しながらオーディションを受けるが、なかなか芽が出ず帰国する。「’Til Death(英題)」(94)でメキシコのアカデミー賞にあたるアリエル賞の主演男優賞を受賞し、「Sex, Shame and Tears(英題)」(99)がヒットするなど、メキシコでスターの地位を築き、41歳で再び渡米。スティーブン・ソダーバーグ監督作「チェ」2部作(08)でキューバ革命の指導者フィデル・カストロ役に抜てきされ、クリス・ワイツ監督作「明日を継ぐために」(11)でアカデミー主演男優賞にノミネートされた。以降は「野蛮なやつら SAVAGES」(12)、「ヘイトフル・エイト」(15)、「エイリアン コヴェナント」(17)、「死霊館のシスター」(18)、「ゴジラvsコング」(21)となどハリウッドの話題作で活躍している。