デビッド・O・ラッセル
デビュー作「Spanking the Monkey」(94)がサンダンス映画祭でプレミア上映され、観客賞を受賞、インディペンデント・スピリット・アワードでも新人監督賞と新人脚本賞を受賞する。続く「アメリカの災難」(96)も評価され、異色の戦争映画「スリー・キングス」(99)には、ジョージ・クルーニーやマーク・ウォールバーグらビッグネームが参加した。ウォールバーグを主演に迎え、実在したアイルランド系ボクサーを題材にした「ザ・ファイター」(10)では、アカデミー監督賞に初ノミネートされた。続く「世界にひとつのプレイブック」(12)は、第85回アカデミー賞で作品賞はじめ、監督賞や脚本賞など8部門にノミネートされた。