テレンス・スタンプ
英ウェバー・ダグラス・アカデミー・オブ・ドラマティック・アートでトレーニングを受け、演劇からキャリアをスタート。映画デビュー作の「奴隷戦艦」(62)でアカデミー助演男優賞にノミネート、続く「コレクター」(63)ではカンヌ国際映画祭の最優秀男優賞を受賞し、一躍スターになる。以降、「唇からナイフ」(66)や「夜空に星のあるように」(67)、「テオレマ」(68)といった作品で活躍し、私生活ではジュリー・クリスティやジーン・シュリンプトンとの交際が話題になった。その後は「スーパーマン」(78)、「スーパーマンII 冒険篇」(80)の悪役ゾッド将軍以外に目立った活躍はなかったが、「プリシラ」(94)でドラァグクイーンを演じ、再び注目を集めた。スティーブン・ソダーバーグ監督作「イギリスから来た男」(99)で主演を務めたほか、「スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス」(99)、「ワルキューレ」(08)といった大作にも参加する。