ダイアン・クルーガー
ドイツ出身。本名はダイアン・ハイドクルーガー。英国ロイヤル・バレエ団でプロのダンサーを目指すが、ケガのために断念する。ドイツに戻り、ハイブランドのモデルとして活躍した後、リュック・ベッソン監督の勧めで女優を志し、パリへ。02年、「ザ・ターゲット」(日本未公開)でスクリーンデビューを果たし、翌年、ベッソン製作の「ミシェル・ヴァイヨン」のヒロイン役にも起用された。「ホワイト・ライズ」(04)でハリウッドに進出。同作の撮影中にウォルフガング・ペーターゼン監督の歴史大作「トロイ」(04)のヘレン役に抜擢される。「ナショナル・トレジャー」(04)とその続編「リンカーン暗殺者の日記」(07)のヒロイン役や、クエンティン・タランティーノの「イングロリアス・バスターズ」(09)と話題作に出演。英語、ドイツ語、フランス語を操り、ハリウッド進出後も「戦場のアリア」(06)、「マンデラの名もなき看守」(07)、「すべて彼女のために」(08)といった作品にも出演。ハリウッドとヨーロッパ双方で活躍している。私生活では、フランス人俳優ギョーム・カネと01年から06年まで結婚生活を送った。