劇場公開日 2022年2月4日 PROMOTION

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355 : 特集

2022年1月24日更新

【2月の“絶対に映画館で観たい”壮大・豪快・超大作】
各国から一流の女性スパイ結集、己の力で世界を救え!
「ジェイソン・ボーン」スタジオが贈る新時代の渾身作

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想像してみてほしい。映画館の大スクリーンと音響で、迫力のアクション大作を目の当たりにする“あの瞬間”を……。

全身にかすかな高揚感がこみ上げてきたあなたに、ぜひ観てもらいたい一作がある。2月4日から公開されるスパイ・アクション超大作「355」だ。

世界中から結集した一流の女性エージェントたちが、敵同士なのに手を組み未曾有の危機に立ち向かうという、とてつもないスケールの物語が魅力的。ジェシカ・チャステインが主演し、「ジェイソン・ボーン」のスタジオが製作を担っている。

この特集では、本作「355」のおすすめポイントを3つにわけて紹介していく。次に何を観よう、そう悩んでいる人はぜひ参考にしてみてほしい。


【予告編】敵の敵は味方

「355」ってどんな映画? 劇場で体感したい、
痛快無比な超大作――物語と見どころに迫る!

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[ストーリー]敵同士だったスパイたちが結託…テロ組織から、史上最悪の秘密兵器を奪還せよ!

アメリカのCIA本部に、緊急情報がもたらされた。あらゆるセキュリティをくぐり抜け、世界中のインフラや金融システムなどをクリックひとつで攻撃可能なデジタル・デバイスが南米で開発され、その途方もなく危険なテクノロジーが闇マーケットに流出しようとしているのだ。

この非常事態に対処するため、CIA最強の女性エージェント、メイス(ジェシカ・チャステイン)をパリに送り込む。しかしそのデバイスは国際テロ組織の殺し屋の手に渡り、メイスは敵同士である世界中のスパイたちと手を組むことになる。

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BND/ドイツ連邦情報局のタフな秘密工作員マリー(ダイアン・クルーガー)、MI6/イギリスのサイバー・インテリジェンスの専門家ハディージャ(ルピタ・ニョンゴ)、コロンビア諜報組織の心理学者グラシエラ(ペネロペ・クルス)、中国政府のエージェント、リン(ファン・ビンビン)。

彼女たちは世界を股にかけた追跡戦を繰り広げていくが、その行く末には、想像を絶する苦難が待ち受けていた……。果たして第三次世界大戦を阻止することができるのか?

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[見どころ①]「ジェイソン・ボーン」のスタジオが製作!危険が危険を呼ぶ、本格・王道アクション!

アメリカ、イギリス、ドイツ、コロンビア、中国の一流スパイがチームを組み、世界の危機に立ち向かう本作。監督は「X-MEN:ダーク・フェニックス」のサイモン・キンバーグ、製作はスパイ・アクションに新風を吹き込んだ人気作「ジェイソン・ボーン」シリーズのスタジオが担い、超豪華、超弩級、絶対に映画館で観たい“新たな本格&王道スパイ・アクション大作”を創出した。

スリルは上々で、のっけからアクセルは全開! 南米の豪邸でマフィアと特殊部隊が入り乱れ、デジタル・デバイスをめぐる銃撃戦を展開。アサルトライフルの破裂するような発砲音が四方から鳴り響き、劇場内に硝煙の匂いが立ち込める。映画開始直後から心をガシッと鷲掴みされ、その後も離してくれないどころか、握力をどんどん強めていく。

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「ジェイソン・ボーン」シリーズを彷彿させるガンアクションあり、思わず体が反応する格闘シーンもあり。さらにバイクチェイスあり、二転三転する騙し合いあり、高揚感と疾走感がみなぎるチームプレーあり、胸が熱くなるドラマも……観るうちに瞳が輝きを増していくような、迫力の映画体験を味わおう。


[見どころ②]世界を股にかけるスケール感がたまらない!こんな映画、待ってたよ!!

スパイ・アクション大作と言えば、世界中を飛び回り目標物を追うスケール感が大きな見どころ。本作もそれはしっかりと、いや、かなりハイレベルな仕上がりとなっている。

パリの街並みで主人公メイスとマリーが追走劇を繰り広げ、続いて魚市場で取っ組み合いの大バトル! さらにデジタル・デバイスを追ってモロッコへ飛び、雑踏に紛れてターゲットを秘密裏に葬りさっていく。果ては大富豪が集う上海のオークション会場へ潜入し、きらびやかなドレス姿で危険な任務をこなす――。

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本記事終盤で詳述するが、本作は「ジェイソン・ボーン」「ミッション:インポッシブル」シリーズ、そして「オーシャンズ8」などといった作品を楽しんだ人には特にオススメ。観れば「こんな映画待っていた!」と絶叫したくなるはずだ。


もうひとつの注目ポイント…キャスト陣がえげつない!
複数のオスカー俳優が共演、極限の演技×アクション!

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アカデミー賞女優3人(ノミネート1人、受賞2人)を含む豪華俳優陣が、ヒューマン・ドラマではなくスパイ・アクションというジャンルで共演。究極とも言える演技合戦を展開しつつ、スクリーン映えするド迫力のアクションも見せてくれる。

そのカタルシスは、ほとんど空前絶後と言っていい。ここでは、キャスト陣の役どころと魅力を紹介しよう。


●ジェシカ・チャステイン/メイソン・“メイス”・ブラウン:CIA最強、完全無欠のエージェント

この物語の主人公。最強の格闘スキルを誇るだけでなく、高い作戦立案能力、何事にも動じず任務を遂行する精神力、強いリーダーシップも兼ね備えている。アメリカCIAから、同僚のニック(セバスチャン・スタン)とともにパリへ送り込まれるが、それが彼女の運命を狂わせていく……。

演じるは「ヘルプ 心がつなぐストーリー」「ゼロ・ダーク・サーティ」でアカデミー賞にノミネートされたジェシカ・チャステイン。ほか「女神の見えざる手」「モリーズ・ゲーム」などことごとく“傑作”に出演する彼女が、今回はプロデューサーとして「本格派のスパイ・アクションをオール女性キャストで作りたい」と企画の発起人にもなり、信念を貫き完成させた。

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●ペネロペ・クルス/ドクター・グラシエラ“グラシー”:コロンビアの“か弱き”心理学者

コロンビアの諜報組織に所属する優秀な心理学者。ひょんなことからデバイス争奪戦の中心に放り投げられ、命の危機にさらされたことから、メイスたちと行動をともにすることになる。

戦闘やスパイのスキルは特になく、故郷に残してきた夫と息子を思って涙を流すこともしばしば……だが、そんなグラシーが物語を大きく動かしていく。「それでも恋するバルセロナ」でアカデミー賞助演女優賞を受賞した、スペインの国民的女優ペネロペ・クルスが、ラテンの陽気さよりも“巻き込まれた女性の悲劇”をポイントに演じている。

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●ファン・ビンビン/リン・ミーシェン:中国からの謎多き神秘的な刺客

中国政府のエージェントであり、一度はCIAの手に渡ったデジタル・デバイスを強奪。彼女を追って、メイスらは上海へと乗り込むことになる。

演じるは、「X-MEN:フューチャー&パスト」のブリンク役で知られ、ハリウッドでも存在感を示した中国のトップ女優ファン・ビンビン。ミステリアスかつ聡明な演技で物語に奥行きを与え、キレのある棒術アクションも披露している。

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●ダイアン・クルーガー/マリー:ドイツからやってきた鋼のエージェント

BND(ドイツ連邦情報局)の秘密工作員であり、過去にトラウマを抱えている。パリの街でCIAの任務に横槍を入れたことで、メイスと対立。一度は本気で殺し合ったものの、デジタル・デバイス奪還と世界の危機を救うため、敵同士のスパイが手を組むことに同意する。

「女は二度決断する」でカンヌ国際映画祭女優賞に輝いた、ドイツ出身のダイアン・クルーガーが担当。とにかく負けん気が強くタフで、おまけにトリガーハッピーという癖の強いキャラを、確かな演技力でときに軽やか、ときに重厚感たっぷりに体現している。

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●ルピタ・ニョンゴ/ハディージャ:チームを強力に支える、イギリス出身サイバー担当

MI6(イギリス秘密情報部)のエージェントで、サイバー・インテリジェンスの専門家。メイスとは長年の腐れ縁であり、彼女からの協力要請を「私は足を洗ったから」と一度は断るものの、見捨てきれずチームに参加することになる。

「それでも夜は明ける」でアカデミー賞助演女優賞を獲得、「ブラック・パンサー」「アス」などでも絶賛を受けたルピタ・ニョンゴが演じている。ハディージャのスキルなくして作戦実行は不可能なほど最重要人物で、ジェシカ・チャステイン扮するメイスとのバディ感を特に魅力的に演じている。

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そのほか、マーベル・シネマティック・ユニバースのウィンター・ソルジャー役で知られるセバスチャン・スタンや、「カルロス」「ジャングル・クルーズ」のエドガー・ラミレスがキーマンとして登場する点も要注目!

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[撮影現場が“新時代”]かつてはあり得なかった、女性が働きやすい製作体制

以上、主役となる女優陣にスポットを当ててきたが、本作は歴史的にも非常に意義深い作品となっている。というのも、製作も担ったチャステインが、映画作りにおいて女性が直面する課題を解決するべく、本作の撮影現場で試行錯誤を繰り返していたからだ。

ダイアン・クルーガーが米Women's Healthのインタビューで語ったところによると、女性陣のギャランティーは全員が同額だったそうだ。ハリウッドでは長年、同じ仕事でも男女・人種によってギャラが異なる状況が続いており、チャステインはこれに異議を唱えていた。

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さらに女性陣の多くが母親なだけに、撮影現場に子どもを同伴することが許可されていたという。子ども用のトレーラーも用意され、ストレスを可能な限り減らす取り組みがなされていたそうだ。

従来の慣習や制度に疑問を突きつけ、不平等を解消しようとする動きは世界中で続いている。本作「355」は、チャステインをはじめ多くの人々の努力によって映画業界に横たわる問題を解決してみせた、偉大な前例となるだろう。だからこそ本作は物語・作品単体の枠を超え、ひときわ重要な一作であると言えるのだ。

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【鑑賞の手引き】
こんな映画が好きなあなたに…「355」を観てほしい!

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「う~ん、観に行こうかな、どうしようかな」と迷っている方に向け、最後のひと押しを。スパイ・アクション、チームの連携、世界を股にかけるスケール感、女性の活躍……以下の作品を楽しんだ人なら、本作も問題なく満喫できるので、安心して劇場へ足を運んでみてほしい!


●「ジェイソン・ボーン」シリーズ

製作スタジオが同じなだけに、類似点は非常に多い。臨場感のあるカメラワークとスリリングな物語展開、そしてスピード感だけでなく、ソリッドでシリアスな切実さもこもったアクションは、今作「355」にも通底している。

●「オーシャンズ8」

女性の力強さを描く“シスターフッド映画”のジャンルで一致。さらに一流の女性たちがある目的を共有し、どんどん集結していく高揚感や、プロフェッショナリズムで連携し、計画を手際よく進めていくスリリングな展開が共通点だ。

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●「ミッション:インポッシブル」シリーズ

こちらはスパイ・アクション、主役の高所スタント、チームが連携して困難を乗り越える過程や、ターゲットを追って世界中を移動する楽しさが共通点。「ミッション:インポッシブル」シリーズを彷彿させるスケール感や小気味よさは、「355」でも“これでもか”と盛り込まれている。

●「ブラック・ウィドウ」

ヒーロー映画という側面ではなく、女性スパイが活躍し、男性を軽々と凌駕する筋書きが「355」と共通。ちなみに「ブラック・ウィドウ」「355」はモロッコを舞台にしたシーンがあり、「007 スペクター」とあわせてスパイ映画はモロッコと縁が深いと思い知らされる。

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