竹中直人
多摩美術大学時代から自主映画を制作し、卒業後は劇団青年座に入団。83年、「ザ・テレビ演芸」でグランドチャンピオンになり、以降コメディアンとして活躍する。俳優としても「ロケーション」(84)、「ファンシイダンス」(89)、「陽炎」(91)といった映画や、TVドラマに多数出演。91年、主演も務めた初監督作「無能の人」(91)が、ベネチア国際映画祭で国際批評家連盟賞に選ばれ、国内でも数々の賞を受賞する。「シコふんじゃった。」(92)、「EAST MEETS WEST」(95)、「Shall we ダンス?」(96)では日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞。個性的な脇役を数多く演じる。NHK大河ドラマ「秀吉」(96)で主演を務め、近年では人気漫画「のだめカンタービレ」のドラマ版&映画版に出演した。その他の監督作に「119」(94)、「東京日和」(97)、「連弾」(01)「自縄自縛の私」(12)など。ミュージシャンや画家としても活動する。