高島礼子

モータースポーツのA級ライセンスをもち、レースクイーンとして活躍。CM出演を経て、88年に時代劇ドラマ「暴れん坊将軍」で女優デビューを果たし、93年の「さまよえる脳髄」で映画に初出演した。仁侠映画「陽炎」シリーズでは「陽炎II」（96）から最終作「陽炎IV」（98）まで主演し、「極道の妻たち」シリーズではリニューアル版の1作目「赤い殺意」（99）を皮切りに4作目「地獄の道づれ」（01）まで主演を務め上げた。気立てのいい姉御肌の役に定評があり、TVドラマ「ショムニ」（99）などでも活躍。映画「長崎ぶらぶら節」（00）では日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞した。その後は、TVドラマ「御宿かわせみ」シリーズ（03～05）や「大奥　第一章」シリーズ（04、05）などに出演。近年の映画出演作には「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」「SPACE BATTLESHIP ヤマト」（10）などがあり、米アニメ映画「マダガスカル」3部作（05～12）では日本語吹き替え版キャストを務めている。韓国の演劇学校に通い、11年には韓国ドラマ「のり子、ソウルへ行く！」で海外作品に初出演した。私生活では、99年に俳優の高知東生と結婚。