ジャン=ピエール・レオ

英語表記
Jean-Pierre Leaud
誕生日
1944年5月28日
出身
フランス/パリ

仏パリ出身で、母は女優のジャクリーン・ピエルー、父は脚本家のピエール・レオ。13歳のとき「La Tour, prends garde!」(57)の端役で映画に初出演する。14歳でフランソワ・トリュフォー監督の自伝的作品「大人は判ってくれない」(59)の主人公アントワーヌ役に抜てきされ、ヌーベルバーグを代表するスターに。同作は「アントワーヌ・ドワネルの冒険」シリーズとなり、全5作で主演を務めた。ジャン・リュック=ゴダール監督作「男性・女性」(66)でベルリン国際映画祭の銀熊賞(最優秀男優賞)を受賞し、以降「ウイークエンド」(67)をはじめ8作のゴダール作品に出演。そのほか「ラストタンゴ・イン・パリ」(72)や「ママと娼婦」(73)といったフランス映画を中心に、国際的に活躍する。70年代後半以降は主軸をTVドラマに移すも、アキ・カウリスマキ監督作「コントラクト・キラー」(90)やフィリップ・ガレル監督作「愛の誕生」(93)などで主演を務め、一時代を築いた映画人として愛され続けている。

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