大人は判ってくれない

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解説

フランソワ・トリュフォーが1959年に発表した長編デビュー作。12歳の少年を主人公に描いた自伝的要素の強い作品で、第12回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞、トリュフォーは一躍“ヌーベルバーグの旗手”として知られるようになった。パリの下町で暮らす少年アントワーヌは、学校では教師から叱られてばかりで、家庭では両親の口論が絶えず、息苦しい毎日を送っていた。そんなある日、親友ルネと学校をサボった彼は、街中で母親が見知らぬ男性と抱き合っている姿を目撃してしまう。翌日、前日の欠席理由を教師に尋ねられたアントワーヌは、母親が死んだと嘘をつくが……。トリュフォーは本作の後もジャン=ピエール・レオ演じる主人公アントワーヌの成長を20年にわたって撮り続け、シリーズ5作目まで制作された。

1959年製作/99分/PG12/フランス
原題:Les Quatre Cents Coups
配給:KADOKAWA
日本初公開:1960年3月17日

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(C)1959 LES FILMS DU CARROSSE/ SEDIF

映画レビュー

5.0現在進行形の姿を映像に留めた奇跡

2017年7月28日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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牛津厚信

3.0おれも判らない

kossyさん
2021年7月6日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 アントワーヌとルネ(パトリック・オーフェー)は悪ガキ仲間。悪いことをしてもいつもかくまってくれる。それでも作文によって改心しようとしていたのに、担任教師からはバルザックの盗作だとののしられ停学処分になってしまう。そこから、家出、独立を目指すのだが、無計画であり悪いことをしても微笑ましい。

 完全に子供目線から描いた映像はヌーヴェル・ヴァーグを切り開いたと言われる素晴らしい感性で表現される。しかし、ストーリーと少年の表情が上手く噛みあっていなく、心情を把握するのが難しい。そして、コミカルなシーンに惑わされ、素直に感情移入できないところが残念であった。

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kossy

4.0全く色褪せない…

2020年10月17日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

まずジャン=ピエール・レオの演技が素晴らしすぎる。12歳とは思えないクールな顔立ちだが、その少年のリアルな心情に鑑賞者は必ず共感することであろう。単純なストーリーではあるが、少年の感情がひしひしと伝わってくる。ラストシーンで彼は大きな海を目の前に何を感じたのか、それを考えるだけでこの映画を見た価値は十分にある。

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ジンジャー・ベイカー

4.5子供時代のどうしようもない寂しさ

2020年10月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

悲しい

冬の寒さが伝わってくる美しくもどこか物寂しげなパリの街並みや枯れた自然の景色。思い通りにいかないとすぐ腹を立てる自己中心的で幼稚な大人達への反抗、そして気の合う親友との友情。トリュフォー監督の繊細な心、そして少年時代のどうしようもない寂しさが伝わってくる。恩人アンドレ・バザンとの劇的な出会いに繋がる自由への疾走。夢想的で感傷的でどこかノスタルジックなメロディが終始胸に沁みる。「パリはわれらのもの」や「不良少女モニカ」、そしてカメオ出演など、所々に散りばめられている小ネタも面白かった。

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バンデラス
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