大人は判ってくれない

ALLTIME BEST

劇場公開日

  • 予告編を見る
大人は判ってくれない
28%
42%
22%
8%
0%
採点

採点する

採点するにはログインが必要です。

新規会員登録

Check-inCheck-in機能とは?

Check-in機能を使うにはログインが必要です。

新規会員登録

0/120文字

(連携設定はこちら

解説

ヌーヴェル・ヴァーグの新鋭フランソワ・トリュフォーの第一回監督作品。脚色はマルセル・ムーシーとトリュフォーの共同で、撮影を「いとこ同志」のアンリ・ドカエ、音楽をジャン・コンスタンタンが担当。出演は主役に扮する十二歳のジャン・ピエール・レオーの他に、クレール・モーリエ、アルベール・レミ、ギイ・ドコンブル、パトリック・オーフェイ等。

1959年製作/99分/フランス
原題:Les Quatre Cents Coups
配給:東和

ストーリー

大人たちは少年時代を思い出しては、楽しかったという。が、十二歳のアントワーヌ(ジャン・ピエール・レオー)には、毎日がいやなことの連続だ。その日も、彼は学校で立たされ、宿題を課せられた。が、親子三人暮しのアパートには共かせぎの両親が帰る前に、日課の掃除が待ってい、口やかましい母親と、妻の顔色をうかがう父親とのあわただしい食事がすむと、そのあと片づけで、宿題をやる暇はなかった。翌朝、登校の途中、親友のルネと出会うと、彼は学校へ行くのをやめ、二人で一日を遊び過した。それはどんなに晴れ晴れとしていたことだろう。が、午後に、街中で、見知らぬ男と母親が抱き合っているのを見た。視線が合った。その夜、母の帰宅は遅かった。父との言い争いの落ち行く先はアントワーヌのことだ。彼は母の連れ子だった。翌朝、仕方なく登校し、前日の欠席の理由を教師に追求されたとき、思わず答えた。母が死んだのです。が、前日の欠席を知った両親が現れ、ウソになった。父は彼をなぐり、今夜はなし合おうといった。その夜、彼は家へ帰らず、ルネの叔父の印刷工場の片隅で朝を迎えた。母は息子の反抗に驚き、学校から彼をつれもどした。風呂に入れて洗ってくれた。精一杯優しく彼を励ますが彼は心を閉ざしてしまっていた。翌日から平和が戻ってきたように見えた。親子で映画にも行った。が、ある日の作文で、アントワーヌは尊敬するバルザックの文章を丸写しにし、教師から叱られ、それを弁護したルネが停学になった。彼も、欠席して家を出、ルネの家にかくれ住んだ。金持の子の、大きな家の一室で、食べものを探しながらの生活は、たいしたアヴァンチュールだった。やがて金に困り、ルネと共に、父の勤める会社のタイプライターを盗みだした。が、金にかえることができず、もとに戻しに行った時守衛に捕った。父親は彼を警察へ連れていく。非行少年として少年審判所へ送られた。護送車の中で初めて涙が出た。母親は少年に面会もせず、判事の鑑別所送りのすすめに応じた。鑑別所で、束縛された毎日のあと、やっと母親が面会にきた。ここが似合いだよ。母は冷かった。アントワーヌは監視のスキに、脱走した。駈けた。野を越えて。海へ、海へ。初めて見る海は大きかった。見捨てられた彼をゆるやかに迎えた。彼は浜に立ちつくした。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

詳細情報を表示

Amazonプライムビデオで関連作を見る

Amazonプライムビデオ

30日間無料トライアル 月額500円で映画見放題

Powered by Amazon

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画レビュー

5.0現在進行形の姿を映像に留めた奇跡

2017年7月28日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする
共感した! (共感した人 0 件)
ぐうたら

4.5悲しい少年のレジスタンスにあるトリュフォーの映画愛

2020年4月17日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

誰からも愛されない非行少年のレジスタンス映画。13歳のジャン・ピエール・レオの何処に行けばいいのか判らない不安気な表情が、目に焼き付いて忘れられない。ジャン・ヴィゴの「操行ゼロ」を連想させるフランス映画の精神が息づいていることと、自由で視点の明確な移動撮影の新しい演出が瑞々しいこと。トリュフォー監督の子供たちに注ぐ理解と愛情深さが、自伝映画の枠を超えて、普遍性を持った映像詩になっている。鑑別所を脱走してひたすら走り続けるラストの、顔のアップのエンディングショットの映画らしさ。遊園地の遠心力を利用したアトラクションの描写にも映画愛のオマージュがある。人形劇を観る子供たちの目の輝きを捉えたシーンの素晴らしさ。心ある演出から生まれたヌーヴェル・ヴァーグの名作だ。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
Gustav (グスタフ)

3.5子供とは思えない演技力てわ思春期の難しさ、もどかしさがストレートに...

2018年2月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

子供とは思えない演技力てわ思春期の難しさ、もどかしさがストレートに伝わってくる。浜辺での終わり方が良かった。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
tsumu miki

3.0もう何度寝落ちしたことか… でも好きな映画だった。 以下ポイントを...

2015年4月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

もう何度寝落ちしたことか…
でも好きな映画だった。
以下ポイントを上げていく。

トリュフォー監督の自伝的映画という事らしい。
トリュフォー自身、幼少期、親は喧嘩ばかりで、勉強出来ないから学校には居場所がなくて、唯一の好きな事は映画館で映画を観ることだった。やがて鑑別所に入れられた。

トリュフォーはこの少年役の役者を使い幾つも自伝的映画を撮っている。この少年の成長に合わせ、青年の時には自分が青年だった時のことを映画に。

スピルバーグはトリュフォーの特にこの作品が大好きで、未知との遭遇ではトリュフォーを学者役でキャスティングしている。
スピルバーグの生い立ちと彼の作品を見れば、何故トリュフォーが好きなのかわかる。スピルバーグも親が不仲で、勉強できないこだった。

映画オタク映画

町山智浩氏の解説参照

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
saikimujin
すべての映画レビューを見る(全7件)
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る