ジム・シェリダン
アイルランド・ダブリン出身。ダブリンで劇作家として活動後、 81年に妻子を連れてニューヨークに移住、映画製作を学ぶ。89年、ダブリンに戻り「マイ・レフトフット」を製作。40歳にして初の長編監督作は、ダニエル・デイ=ルイスがアカデミー主演男優賞、ブレンダ・フリッカーが同助演女優賞を受賞し、自身は監督賞と脚本賞にノミネートを受ける。93年、再びデイ=ルイスと組んだ「父の祈りを」がベルリン映画祭金熊賞を受賞し、世界的な有名監督に。以降、 3たびデイ=ルイスと組んだ「ボクサー」や、「ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン」「イン・アメリカ/三つの小さな願いごと」「マイ・ブラザー」など、良質の人間ドラマを数多く生み出している。