シンシア・エリボ
2011年、舞台「天使にラブソングを」の英国ツアーで主人公デロリス役を務め、13年にはオフ・ウエストエンドで上演された「カラーパープル」の主役セリー役に抜てきされる。その後、15年からブロードウェイでも同役を演じ、16年には第70回トニー賞の最優秀主演女優賞に選ばれた。クリス・ヘムズワースらと共演した「ホテル・エルロワイヤル」(18)でスクリーンデビューし、続けてスティーブ・マックイーン監督の「ロスト・マネー 偽りの報酬」(18)でもメインキャストを務めた。19年には、アメリカで奴隷解放運動に尽力したハリエット・タフマンを描いた映画「ハリエット」でタイトルロールを演じ、第92回アカデミー主演女優賞、同作の主題歌「Stand Up」で主題歌賞にノミネートされている。