ケリー・コンドン
アイルランド出身。「アンジェラの灰」(99)で映画初出演。2001年、19歳でマーティン・マクドナーの戯曲「ウィー・トーマス」のオリジナルキャストに選ばれ、同年、史上最年少でロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの舞台「ハムレット」のオフィーリア役を演じた。
映画「ケリー・ザ・ギャング」(02)、「ダニー・ザ・ドッグ」(04)などに出演後、TVシリーズ「ROME ローマ」(05~07)で体当たりの演技をみせ、映画「終着駅 トルストイ最後の旅」(09)や「きっと ここが帰る場所」(11)に参加。マーベル・シネマティック・ユニバースでは「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」(15)以降5作に登場する人工知能フライデー役の声を務めた。
マクドナー監督作には賞レースをにぎわせた「スリー・ビルボード」(17)、「イニシェリン島の精霊」(22)にも出演し、後者で第95回アカデミー助演女優賞の候補に挙がった。その他の出演作に「ドリームランド」(19)、TVシリーズ「ベター・コール・ソウル」(15~20)など。