チェ・ウシク

韓国・ソウル出身。2001年に家族でカナダへ移住し、サイモンフレーザー大学在学中に演技を学ぶため韓国へ単身帰国。

小さな役から経験を積み、TVドラマ「チャクペ　相棒」（11）で主人公の少年時代を演じて正式に俳優デビュー。同年、歴史ドラマ「根の深い木　世宗大王の誓い」で主要人物の青年時代、翌年に時代劇フュージョンドラマ「屋根部屋のプリンス」で主要人物のひとりを演じ、注目を集める。

12年に韓国の中央大学校に入学。TVドラマ「君を守る恋 Who Are You」（13）、「運命のように君を愛してる」（14）などの人気作に出演し、勉学と俳優業を両立させる。14年、映画「巨人」で主演を務め、青龍映画賞新人男優賞など数々の賞を受賞。翌年はTVドラマ「ホグの愛」でドラマ初主演を飾った。

日本でも大ヒットを記録した「新感染　ファイナル・エクスプレス」（16）、ポン・ジュノ監督作品「オクジャ」（17）などに出演。カンヌ映画祭パルムドール受賞作で、アカデミー賞にもノミネートされた「パラサイト　半地下の家族」（19）では物語の中心となる半地下に住む家族の長男キム・ギウを演じた。

4年ぶりのTVドラマ出演となる「その年、私たちは」（21）が国内外で高評価を得る。同作で恋人役を演じたキム・ダミとは、映画「The Witch 魔女」(18)に続いて2度目の共演となり話題を呼んだ。公私ともに親交の深い俳優パク・ソジュンとは、TVドラマ「ファミリー」（12）、「サム、マイウェイ　恋の一発逆転！」（17）、映画「パラサイト　半地下の家族」（19）、「ディヴァイン・フューリー　使者」（19）で共演している。