ホン・チャウ
ベトナム人の両親もと、タイの難民キャンプで生まれ、まもなく一家で米ニューオーリンズに移住。ボストン大学で映画学コースを修了後、ニューヨークで演技を学ぶ。
2006年頃から女優として活動を開始。ニューオーリンズを襲ったハリケーンの被災者たちを描いたTVシリーズ「Treme(原題)」(11~13)で、ベトナムからの移民の娘を演じ、ポール・トーマス・アンダーソン監督作「インヒアレント・ヴァイス」(14)で長編映画に初出演する。
ミニシリーズ「ビッグ・リトル・ライズ セレブママたちの憂うつ」(17)のレギュラー出演を経て、マット・デイモン主演のSFコメディ映画「ダウンサイズ」(17)でゴールデングローブ賞をはじめ、全米俳優組合賞などの助演女優賞にノミネートされて脚光を浴び、ダーレン・アロノフスキー監督、ブレンダン・フレイザー主演の「ザ・ホエール」(22)ではアカデミー助演女優賞にノミネートされた。