クリス・サンダース

米コロラド州出身。10歳の時にTVアニメ番組「ディズニーランド」を見てアニメーションの道を志す。カリフォルニア芸術大学でキャラクターアニメーションを学び、1984年の卒業後はアニメ番組「マペット・ベビーズ（原題）」（84）などのキャラクター描画に参加。87年にウォルト・ディズニー・カンパニーに入社し、アニメ映画「ビアンカの大冒険」（90）を皮切りに「美女と野獣」（91）や「ライオン・キング」（94）に携わり、ディズニーのトップアニメーターに成長する。「ムーラン」（98）では脚本にも参加し、「リロ＆スティッチ」（02）でディーン・デュボアと共同監督を務めた。10年には同じタッグでドリームワークス・アニメーションの「ヒックとドラゴン」を共同監督・共同脚本。両作品で言葉の壁を超えた友情をあざやかに描き、「ヒックとドラゴン　聖地への冒険」（19）では製作総指揮を務めた。ディズニーの「野性の呼び声」（20）で自身初となる実写映画のメガホンをとった。