宮藤官九郎
「クドカン」の愛称で親しまれる人気脚本家で、監督、俳優、バンドマンなど幅広く活躍する。91年、松尾スズキ主宰の劇団「大人計画」に入団。TVドラマ「池袋ウエストゲートパーク」(00)の脚本を担当し、注目を浴びる。映画「GO」(01)では、日本アカデミー賞の最優秀脚本賞を受賞した。その後もドラマ「木更津キャッツアイ」(02)や「タイガー&ドラゴン」(05)、映画「ピンポン」(02)、「アイデン&ティティ」(03)、「69 sixty nine」(04)といった話題作の脚本を手がける。05年、「真夜中の弥次さん喜多さん」で映画監督デビューを果たし、舞台「鈍獣」で第49回岸田國士戯曲賞を受賞。09年、歌舞伎「大江戸りびんぐでっど」の作・演出を手がけ、大きな話題となった。俳優としても活動し、映画「ゲゲゲの女房」(10)に水木しげる役で出演。NHK連続テレビ小説「あまちゃん」(13)で脚本を担当する。パンクコントバンド「グループ魂」では「暴動」名義でギターを担当。