木村佳乃
父親が航空会社に勤務していたため、高校に進学するまで英ロンドンと米ニューヨークで暮らす。モデルの活動を経て、96年TVドラマ「元気をあげる 救命救急医物語」の主演で女優デビュー。以降、「協奏曲」(96)、「ラブコンプレックス」「恋の神様」(ともに00)などのTVドラマで活躍する。映画では、初出演作「失楽園」(97)で役所広司の娘役を演じ、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。以降、「模倣犯」(02)、「蝉しぐれ」(05)など話題作に出演。「さくらん」「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」(ともに07)などで濡れ場や汚れ役も演じるようになり、演技の幅を広げた。08年には、フェルナンド・メイレレス監督の「ブラインドネス」に、伊勢谷友介とともに出演して話題になった。10年、少年隊の東山紀之と結婚し、翌年に第1子となる女の子を出産した。