木梨憲武
帝京高校の同級生だった石橋貴明とお笑いコンビを結成し、1980年の「お笑いスター誕生」でグランプリを受賞。以降、「とんねるず」のコンビ名で活動する。「オールナイトフジ」(83~91)でブレイクし、「とんねるずのみなさんのおかげです」(88~97)といったバラエティ番組で大活躍。森田芳光監督の「そろばんずく」(86)で映画初出演にして初主演を務めたほか、音楽界でもヒット曲を連発。人気番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」から生まれたユニット「野猿」や「矢島美容室」も話題を呼び、後者では映画「矢島美容室 THE MOVIE 夢をつかまネバダ」(10)が製作された。単独での俳優活動では、TVドラマ「甘い結婚」(98)や、映画「龍馬の妻とその夫と愛人」(02)、「いぬやしき」(18)などに主演。ピクサー映画「ファインディング・ニモ」(03)と続編「ファインディング・ドリー」(16)では、カクレクマノミのマーリンの日本語吹き替え声優を担当した。国内外で個展を開くなど画家としても活躍する。妻は女優の安田成美。