小澤征悦
父は世界的な指揮者の小澤征爾、母は元モデルで女優の入江美樹、姉はエッセイストの小澤征良。98年、NHK大河ドラマ「徳川慶喜」の沖田総司役で俳優としてデビューし、翌99年には映画「豚の報い」で初主演を務める。以降、「東京マリーゴールド」「ホタル」(ともに01)などで個性を発揮し、03年にはエランドール賞の新人賞を受賞する。その後も、映画「隠し剣 鬼の爪」(04)やNHK大河ドラマ「義経」(05)で活躍し、映画「クライマーズ・ハイ」「剱岳 点の記」(08)、「BALLAD 名もなき恋のうた」(09)、「ホットロード」(14)など、バイプレイヤーとして話題の映画に多数出演。TVドラマでもNHK大河ドラマ「篤姫」(08)に西郷隆盛役で出演したほか、「坂の上の雲」シリーズ(09、11)や「パンドラIII 革命前夜」(11)に参加。14年には、「TEAM 警視庁特別犯罪捜査本部」で民放の連ドラ初主演を務めたほか、人気漫画を実写映画化した「るろうに剣心」の「京都大火編」と「伝説の最期編」(14)には伊藤博文役で出演した。