大谷直子
高校生の時に、岡本喜八監督作「肉弾」(68)のオーディションに合格し、ヒロイン役で女優デビューを果たす。続いてNHK連続テレビ小説「信子とおばあちゃん」(69~70)に主演し、幅広い層からの支持を得た。映画「ツィゴイネルワイゼン」(80)では一人二役に挑戦し、日本アカデミー賞優秀主演女優賞やキネマ旬報主演女優賞を受賞。「橋のない川」(92)では高崎映画祭の助演女優賞を受賞した。その他の出演作にNHK大河ドラマ「草燃える」(79)、映画「海峡」(82)、「ダブルベッド」(83)、「蛇イチゴ」(03)など。07年に診断された悪性リンパ腫を克服し、女優業を継続。「ワラライフ!!」(09)、「希望の国」(12)、「利休にたずねよ」(13)などに出演する。元夫は、俳優の松山政路と清水紘治。