柄本明
工業高校卒業後、商社に就職するも俳優に憧れ、演劇教室に通うようになる。76年に劇団東京乾電池を結成、座長を務める。カンヌ国際映画祭特別招待作品となった「カンゾー先生」(98)で、第22回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。映画のみならず、舞台やTVドラマにも多数出演し、11年に紫綬褒章を受章した。近年の主な映画出演作は、「岸辺の旅」(15)、「モヒカン故郷に帰る」「シン・ゴジラ」(ともに16)、「武曲 MUKOKU」(17)、「夜明け告げるルーのうた」(声の出演・17)、「万引き家族」(18)、「居眠り磐音」「ある船頭の話」「楽園」(すべて19)など。妻は女優の角替和枝、息子は俳優の柄本佑と柄本時生。