アラン・メンケン
ニューヨーク出身。幼少期からピアノとバイオリンを習い、作曲の才能を開花させる。ニューヨーク大学で音楽学を専攻し、卒業後は作曲家のリーマン・エンゲルに師事。70年代から80年代にかけてミュージカルの作曲を数多く手がけ、作詞家のハワード・アシュマンとのタッグで「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」(86)で映画音楽を初担当、アカデミー主題歌賞に初ノミネートされた。
同タッグで手がけたディズニーアニメ「リトル・マーメイド」(89)でアカデミー主題歌賞と作曲賞を受賞。続く「美女と野獣」(91)、「アラジン」(92)、「ポカホンタス」(95)でも同2賞を受賞し、いわゆるディズニー・ルネッサンスの立役者となった。以降、音楽を手がけたディズニーアニメに「ヘラクレス」 (97)、「魔法にかけられて」(07)、「塔の上のラプンツェル」(10)、「魔法にかけられて2」(22)など多数。ディズニーアニメ作品の楽曲は後年、各作品の実写化の際も使用されている。
22年現在、史上4番目に多い8回のオスカー受賞を果たしている。