アーロン・ソーキン
高校時代は学生劇に参加し、シラキュース大学で舞台芸術の学位を取得して俳優を目指すが、執筆に魅力を感じ脚本家の道を選ぶ。グアンタナモの軍法会議に携わった姉との会話をきっかけに「ア・フュー・グッドメン」の戯曲を書き上げ、92年に映画化された際も脚本を担当し、ハリウッドデビューを飾る。その後はTV業界で大きな成功を収め、「ザ・ホワイトハウス」(99~06)はエミー賞TVドラマシリーズ部門最優秀ドラマ賞を00年から4年連続で受賞した。デビッド・フィンチャー監督の映画「ソーシャル・ネットワーク」(10)は賞レースで脚本賞を総なめにし、アカデミー賞では脚色賞にノミネート。11年はブラッド・ピット主演「マネー・ボール」が公開され、ジョージ・クルーニーやベン・スティラーの監督作も進行中。自身の監督デビュー作の準備も進めている。