第36回 日本アカデミー賞特集(2013年) 受賞結果一覧

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第36回 日本アカデミー賞 受賞結果一覧

2013年3月8日(金) 新高輪プリンスホテル 国際パミール 関根勤・井上真央 第36回 日本アカデミー賞特集(2013) 授賞式フォトギャラリー

優秀作品賞

あなたへ 北のカナリアたち 桐島、部活やめるってよ のぼうの城 わが母の記

優秀アニメーション作品賞

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q おおかみこどもの雨と雪 ももへの手紙 フレンズ もののけ島のナキ ONE PIECE FILM Z

優秀監督賞

犬童一心樋口真嗣
(のぼうの城)
阪本順治
(北のカナリアたち)
原田眞人
(わが母の記)
降旗康男
(あなたへ)
吉田大八
(桐島、部活やめるってよ)

優秀主演男優賞

阿部寛
(テルマエ・ロマエ)
堺雅人
(鍵泥棒のメソッド)
野村萬斎
(のぼうの城)
森山未來
(苦役列車)
役所広司
(聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-)(わが母の記)

優秀主演女優賞

樹木希林
(わが母の記)
草刈民代
(終の信託)
沢尻エリカ
(ヘルタースケルター)
松たか子
(夢売るふたり)
吉永小百合
(北のカナリアたち)

優秀助演男優賞

大滝秀治
(あなたへ)
香川照之
(鍵泥棒のメソッド)
高良健吾
(苦役列車)
佐藤浩市
(あなたへ)
(のぼうの城)
森山未來
(北のカナリアたち)

優秀助演女優賞

寺島しのぶ
(ヘルタースケルター)
広末涼子
(鍵泥棒のメソッド)
満島ひかり
(北のカナリアたち)
宮崎あおい
(わが母の記)
余貴美子
(あなたへ)

青島 武(あなたへ) 内田けんじ(鍵泥棒のメソッド) 喜安浩平/吉田大八(桐島、部活やめるってよ) 那須真知子(北のカナリアたち) 原田眞人(わが母の記)

上野耕路 (のぼうの城) 川井郁子 (北のカナリアたち) 林 祐介 (あなたへ) 久石 譲 (天地明察) 富貴晴美 (わが母の記)

芦澤明子 (わが母の記) 木村大作 (北のカナリアたち) 清久素延/江原祥二 (のぼうの城) 浜田 毅 (天地明察) 林 淳一郎 (あなたへ)

永田英則 (わが母の記) 杉本 崇 (北のカナリアたち) 杉本 崇 (のぼうの城) 安藤清人 (天地明察) 中村裕樹 (あなたへ)

磯田典宏/近藤成之 (のぼうの城) 原田満生 (北のカナリアたち)(テルマエ・ロマエ) 部谷京子 (天地明察) 矢内京子 (あなたへ) 山﨑秀満 (わが母の記)

小野寺 修 (天地明察) 志満順一 (北のカナリアたち)(のぼうの城) 橋本文雄 (聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-) 本田 孜 (あなたへ) (録音)松本昇和/(整音)矢野正人 (わが母の記)

上野聡一 (のぼうの城) 菊池純一 (あなたへ) 日下部元孝 (桐島、部活やめるってよ) 原田遊人 (わが母の記) 普嶋信一 (北のカナリアたち)

アルゴ 最強のふたり ダークナイト ライジング ドラゴン・タトゥーの女 007 スカイフォール

武井 咲 (るろうに剣心/愛と誠/今日、恋をはじめます) 二階堂ふみ (ヒミズ/悪の教典) 橋本 愛 (桐島、部活やめるってよ/HOME 愛しの座敷わらし/Another アナザー) 染谷将太 (ヒミズ/悪の教典) チャンミン(東方神起) (黄金を抱いて翔べ)
東出昌大 (桐島、部活やめるってよ) 松坂桃李 (ツナグ/麒麟の翼/今日、恋をはじめます)      

故 新藤兼人【監督・脚本】  12年5月29日没  享年100 故 橋本文雄【録音技師】  12年11月2日没  享年84 故 森 光子【俳優】  12年11月10日没  享年92 故 山田五十鈴【俳優】  12年7月9日没 享年95 故 若松孝二【監督】  12年10月17日没 享年76

岡安プロモーション【ネガフィルム編集】 / 三陽編集室【ネガフィルム編集】 菅原俊夫【殺陣師】 馬場正男【美術管理】 宮本まさ江【衣裳】  

作品部門 「桐島、部活やめるってよ」
俳優部門 大島優子

「踊る大捜査線」シリーズ 製作に対して
1988年の第一作「踊る大捜査線THE MOVIE」から数えて4作品すべてが大ヒットし、興行収入の合計は400億円を突破した。 観客動員が伸び悩む1990年代日本映画界にあって、『テレビで親しんだキャラクターと設定を映画館で楽しむ』という新しい映画の観方を観客に提示し、 <テレビドラマの映画化>をジャンルとして定着させた。現在の日本映画興隆の先駆けを果たしたその功績と15年に及ぶスタッフ・キャスト一丸となった製作 体制に対して。

株式会社セントラル・アーツ
1970年代後半まで日活撮影所所長を務めた黒澤満氏を中心に1980年に設立。「あぶない刑事」(87)シリーズを始めとするアクション映画から青春映画・文芸作品まで幅広いジャンルを手掛け、今日まで102本の劇場用映画を製作して来た。 松田優作「探偵物語」(83)、仲村トオル「ビー・バップ・ハイスクール」(85)、長渕剛「オルゴール」(89)、窪塚洋介「GO」(01)などのスターを送り出すと同時に、多くのプロデューサー、スタッフを輩出、日本映画界へ多大な貢献を果たしてきた。 製作プロダクションとして32年を迎えた2012年、大作「北のカナリアたち」を製作。極寒の利尻・礼文で長期間ロケを敢行して作品を成功に導いた。製作プロダクションとしての永年の貢献に加え、新たなる飛躍を遂げた本年、岡田茂賞を贈る。

山田洋次【監督】
1954年松竹入社。1961年「二階の他人」で監督デビュー以来、松竹映画の伝統を受け継ぎ日本の庶民を描き続けている。その代表である車寅次郎「男はつらいよ」(69-95)シリーズは48作を数え、"盆暮れ"には全国各地で観客が押し寄せ、国民映画と呼ばれた(46作品を監督)。代表作「幸福の黄色いハンカチ」(77)は第一回日本アカデミー賞最優秀作品賞を含む六部門の最優秀賞に輝く。「たそがれ清兵衛」(02)でも庶民の視点で時代劇を描き、後の時代劇ブームの先鞭を付けた。81本目となる2013年公開「東京家族」でも、小津安二郎監督の名作「東京物語」をモチーフに現代日本の家族を描き続ける。2012年文化勲章受章。


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(C)日本アカデミー賞協会  Photo:Getty Images/ロイター/アフロ