北のカナリアたち
劇場公開日:2012年11月3日
解説
湊かなえの連作ミステリー「往復書簡」(幻冬舎刊)に収められている「二十年後の宿題」を原案に、吉永小百合主演、阪本順治監督で描くヒューマンサスペンス。日本最北の島・礼文島と利尻島で小学校教師をしていた川島はるは、ある事件で夫を失う。それをきっかけに島を出てから20年後、教え子のひとりを事件の重要参考人として追う刑事の訪問がきっかけとなり、はるはかつての生徒たちに会う旅へ出る。再会を果たした恩師を前に生徒たちはそれぞれの思いを口にし、現在と過去が交錯しながら事件の謎が明らかになっていく。脚本を「北の零年」の那須真知子が担当。撮影は「劔岳 点の記」の木村大作。
2012年製作/130分/G/日本
配給:東映
スタッフ・キャスト
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2021年5月29日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会
吉永小百合主演、阪本順治監督で湊かなえの連作ミステリー「往復書簡」所収の「二十年後の宿題」を原案に映画化。日本最北の島・礼文島と利尻島でロケをした、今を思えば非常に贅沢な製作体制だった。
小学校教師だったはるが、ある事件をきっかけに、かつての教え子たちを訪ね歩くわけだが、
満島ひかり、勝地涼、宮崎あおい、小池栄子、松田龍平と実力派がずらり。そのうえ、キーパーソンとして森山未來が控えているから抜かりはない。余談だが、島でのロケ取材は人間味あふれる事が多々あり、撮影監督を務めた木村大作のはちゃめちゃな振舞いが懐かしくもある。
2022年9月19日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ストーリーも何だし、子役がちょっとうっといし、吉永小百合だけにそこまでハードな内容にもなれずで・・。いろいろとフラストレーションある映画だけども、後半の森山さんの演技がいいのですきっとしました。
2022年6月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
2本続けてつまらない映画を観た(峠・最後のサムライ)。共通しているのはミスキャストとさらには俳優の良さも引き出せていないことと、映像やカメラワーク、ストーリー構成と展開の万事が古臭い。日本映画の質が最悪だった頃の数十年前に戻っていて、製作陣は何を学んできたのだろう。吉永小百合はあんな役に使っちゃダメだ、大女優でもあんなミスマッチの役じゃ演技が下手に見えちゃう。唯一の救いは森山未来のラストの秀逸な演技だ。きっと役作りで体重も増やして、役の研究も万全で臨んだ迫真のラストの演技だろう。あれを見たら星一つには出来なかった。見どころはそこだけだった。
2022年3月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
カナリアたちの『あの時』の事情と『その後』の境遇が豪華キャスト陣によって描かれています。
間延び感が否めない展開でしたが、極寒地で暖かく描かれていて胸を打たれました。
良かったです。