「グレムリン」映画第3弾の製作が決定 監督はクリス・コロンバス、製作総指揮にスティーブン・スピルバーグ
2025年11月11日 18:00

米ワーナー・ブラザースが、1980年代の人気映画「グレムリン」のシリーズ第3弾を正式に承認したと、英エンパイアが報じた。1作目の脚本を手がけたクリス・コロンバスが監督・プロデューサーとして参加し、スティーブン・スピルバーグもエグゼクティブ・プロデューサーとして復帰する。2027年11月19日の劇場公開が予定されている。
「グレムリン」は、水に濡れると増殖し、夜中に食事をすると凶暴化する不思議な生物モグワイを巡るホラーコメディ作品。84年の第1作は世界的な大ヒットを記録し、続く1990年の「グレムリン2 新種誕生」も人気を博した。しかしその後35年間、劇場版の新作は製作されてこなかった。
第3弾に関しては何度か企画が報じられてきたが、いずれも実現には至らなかった。今回は、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーのデヴィッド・ザスラフCEOから正式な承認を得ており、実現可能性は極めて高いとみられている。
監督・プロデューサーを務めるクリス・コロンバスは、第1作の脚本を執筆した人物だ。その後、「ホーム・アローン」シリーズや「ハリー・ポッターと賢者の石」「ハリー・ポッターと秘密の部屋」などを監督し、ハリウッド屈指のヒットメーカーとして知られている。今回は脚本家としてではなく監督として、自身が生み出した世界に35年ぶりに帰還することになる。
スティーブン・スピルバーグは、自身の製作会社アンブリンを通じてエグゼクティブ・プロデューサーとして参加。シリーズの生みの親の一人であるスピルバーグの復帰は、ファンにとって大きな安心材料となるだろう。
脚本は、「ファイナル・デッドブラッド」を手がけたザック・リポフスキーとアダム・B・スタインのコンビが担当する。コロンバスは最近、Netflixの「木曜殺人クラブ」の監督を務めたばかりで、同作もアンブリンの製作だった。この縁が、今回の復帰につながったとみられる。
近年は、HBO Maxでアニメシリーズ「Gremlins: Secrets Of The Mogwai」(2023)と「Gremlins: The Wild Batch」(2024)が配信されており、シリーズ自体は継続している。
現時点では、ストーリーやキャスティングの詳細は明らかにされていない。オリジナルで主人公ビリーを演じたザック・ギャリガンが続投するのか、それとも新世代のキャストを迎えた新たな物語になるのかは不明だ。
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