シャーリーズ・セロン、アマゾンの新作「Tyrant」に主演

米Deadlineによれば、デビッド・ワイルが監督・脚本を手がける本作は、各社争奪戦の末に8月にアマゾンが獲得した。ニューヨークの高級レストラン業界を舞台にした、「ウォール街」と「セッション」をかけ合わせたような雰囲気のスリラー作品で、セロンの役柄のほかにもう一人、女性のメインキャラクターが登場するとのこと。現在そのキャスティングが進んでいるようだ。新作「Tyrant（原題）」はザ・ピクチャー・カンパニーのアレックス・ハインマンとアンドリュー・ローナ、セロン、ワイルがプロデュースする。

ワイルは脚本を執筆した新作スリラー「Supermax（原題）」が先ごろ、ミラマックスにより映画化されることが決定し、デビッド・ゴードン・グリーン監督のもと2026年春にクランクインする。また、ワイルはスパイ容疑でロシアに1年拘束された米ウォール・ストリート・ジャーナル紙の記者エバン・ガーシュコビッチを描く新作も執筆中で、こちらは「教皇選挙」「西部戦線異状なし」のエドワード・ベルガーが監督を務める。ワイルはほかに「タイラー・レイク」シリーズ第3弾も執筆中だ。

セロンは、タロン・エガートンと共演した新作サバイバルスリラー「Apex（原題）」がNetflixで配信を控えているほか、ブラムハウスの新シリーズ「The Quiet Tenant（原題）」、アルフォンソ・キュアロン監督と組む新作スリラー「Jane（原題）」などが待機中。また、クリストファー・ノーラン監督の新作「The Odyssey（原題）」に出演しており、同作は26年7月17日全米公開の予定。