ダイアン・キートンさんの代表作10本 米ローリング・ストーン誌が選出
2025年10月15日 11:00

10月11日(現地時間)に79歳で死去したハリウッドを代表する女優ダイアン・キートンさんを偲び、米ローリング・ストーン誌が代表作10本を紹介する特集を掲載した。マフィアの妻役でブレイクした「ゴッドファーザー」から、成熟した女性の魅力を見せた「恋愛適齢期」まで、半世紀以上にわたる輝かしいキャリアを振り返っている。
1972年の「ゴッドファーザー」で、キートンさんはケイ・コルレオーネ役でブレイクを果たした。ケイは単なる観客の代理人としてイタリア系アメリカ人一族の文化や習慣を外部者の視点から観察する役割を超え、作品の道徳的中心として機能していた。
同誌は「この作品について語るとき、人々はブランド、パチーノ、コッポラ、ポップカルチャーの一部となった数々の名台詞について話す。ダイアン・キートンの名前が最初に挙がることは通常ないが、間違いなく彼女はこのアメリカの傑作に欠かせない存在だ」と指摘している。
ウッディ・アレン監督との長年のコラボレーションの中で生まれた77年の「アニー・ホール」は、キートンさんを真のスターへと押し上げた。キートンさんとアレン監督は69年の舞台「ボギー!俺も男だ」で初共演し、その後、恋愛関係と職業上のパートナーシップを築いていた。
「この風変わりで愛らしく、神経質なニューヨーカーを演じた瞬間から、私たちはアルヴィ・シンガーと同じくらい彼女に夢中になった」と同誌は記している。
96年の「ファースト・ワイフ・クラブ」では、夫にセラピストと浮気された不安な主婦アニー・マクダガン=パラディス役を演じた。ベット・ミドラー、ゴールディ・ホーンとの共演は「否定できないほど魅力的」だったと同誌は評している。
同誌は「ダイアン・キートンは演じるすべてのキャラクターに、深み、人間性、そして強さと脆さの両方を加えることに決して失敗しなかった」と締めくくっている。
米ローリング・ストーン誌が選ぶキートンさんの代表作10本は以下の通り。
「アニー・ホール」(77)
「ミスター・グッドバーを探して」(77)
「レッズ」(81)
「シュート・ザ・ムーン」(82)
「ロンリー・ハート」(86)
「赤ちゃんはトップレディがお好き」(87)
「花嫁のパパ」(91)
「ファースト・ワイフ・クラブ」(96)
「恋愛適齢期」(2003)
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