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アナベルと恐怖の夜ふかし! 493分の呪いに耐える“悪魔オールナイト”に「死霊館」ファンが集結

2025年10月14日 17:00

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オカルトコレクターの田中俊行氏が登壇
オカルトコレクターの田中俊行氏が登壇
© 2025 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved

死霊館」ユニバースの9作目にしてフィナーレを飾る完結編「死霊館 最後の儀式」の最速上映が、10月10日に109シネマズプレミアム新宿で開催された。「<493分の呪いに耐えろ>『死霊館 最後の儀式』最速上映!シリーズ一気見!一夜限りの“悪魔オールナイト”with アナベル!」と銘打たれたイベントでは、最新作に加えて「死霊館」(13)、「死霊館 エンフィールド事件」(16)、「死霊館 悪魔のせいなら、無罪。」(21)の「死霊館」シリーズ3作品も上映された。

ジェームズ・ワン監督が、実在した心霊研究家ウォーレン夫妻が体験した戦慄の怪奇事件(=実話)を基に映画化した「死霊館」は、全世界興行収入3億2000万ドルを記録。「アナベル」シリーズや「死霊館のシスター」シリーズといった数多くの作品も生み出し、「死霊館」ユニバース全作(9作品)は、ホラー映画の金字塔として一大フランチャイズへと発展した。

完結編となる本作は、ワンとピーター・サフランがプロデューサーを務め、「ラ・ヨローナ 泣く女」「死霊館 悪魔のせいなら、無罪。」「死霊館のシスター 呪いの秘密」を手掛けたマイケル・チャベス監督がメガホンをとった。シリーズを通してウォーレン夫妻を演じてきたベラ・ファーミガ(ロレイン役)とパトリック・ウィルソン(エド役)が続投し、ウォーレン夫妻が携わった“最後の事件”が描かれる。

画像2© 2025 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved

会場には、アナベルやヴァラクといったキャラクターのコスプレをしたファンの姿もあり、上映前にはオカルトコレクターの田中俊行氏を招き、特別儀式が執り行われた。最新作を一足早く鑑賞した田中氏は、「僕はウォーレン夫妻とシンパシーを感じるところがあって、ラストには夫妻の“生き様”を見た気がしました」と心霊研究家としてのウォーレン夫妻に強い共感を示した。

画像3© 2025 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved

さらに「映画ももちろん好きなんですけど、夫妻の“持ち物”にも非常に興味があるんです」と話し、「ウォーレン夫妻は亡くなっていますけど、アナベルはいますから。アメリカに行って“なんぼでっか?”と交渉しようと思っています」と、実物アナベル人形を自身のコレクションとして狙っていることを明かし、会場を沸かせた。

画像4© 2025 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved

オールナイト上映は、109シネマズプレミアム新宿としても最長の約8時間。“呪い漬け”の長丁場に挑む観客たちのため、「呪いにを呪いで制する」という意味を込め、田中氏はこの日のために選び抜いた“特級呪物”も披露。

「触るのが一番よくないです。感染します」と注意喚起を行ったうえで、紙袋から古びた1冊の聖書を取り出すと、「これは映画『エクソシスト』のモデルとなったレイモンド・ビショップ神父が、実際の悪魔祓いで使用していた聖書なんです」と説明し、「アメリカの“やばい奴”から入手しました」と明かした。

画像5© 2025 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved

儀式の締めくくりには、「不安になったりすると、良くないものが入り込みます。だから心を強く持ってください。イベントが終わった後は、帰る途中でコンビニや自販機で何かを買って口にしてください。それで清められます」とアドバイスを送った。

上映中、最前列にはアナベル人形が鎮座。休憩時間には、「Afterdark」という漆黒のビールや「血の供え物」と名付けられたスティックサラミなど、イベント限定のコラボメニューが提供された。

画像6© 2025 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved

明け方5時過ぎ。493分におよぶ“悪魔耐久戦”を完走した参加者からは、「シリーズを一気見することでウォーレン夫妻の軌跡を辿ることができ、完結作のエモさをより一層感じられました」「1作目を劇場で観ることができていなかったので、今回スクリーンで体験できて本当に嬉しかったです」といった喜びの声が相次いだ。

最速鑑賞した最終章についても、「ラストの意味も、一気に観たからこそ強く伝わってきました」「シリーズの集大成にふさわしいラストでした! ファン全員で鑑賞できて特別な空間でした」などの感想があがった。

さらに、“悪魔オールナイト”の第2弾となるハロウィンオールナイトが、10月31日に109シネマズプレミアム新宿で開催されることが決定。チケットは、10月24日午前0時より109シネマズプレミアム新宿公式ホームページにて発売開始される。上映作品、上映フォーマットは後日発表予定。

声優の諏訪部順一鈴木杏奈、お笑い芸人の井上裕介(「NON STYLE」)、タレントのJOYら、著名人からのコメントも披露され、諏訪部は「ミステリー、サスペンス、ヒューマン……様々なエッセンスが散りばめられた『サイコーにちょうどいいHorror!』。過去作バッチリ履修済みなウォーレン夫妻推しの皆様はもちろん、一見さんも存分にお楽しみ頂けること間違いナシです!」とメッセージを寄せた。

死霊館 最後の儀式」は10月17日全国公開。著名人のコメントは以下の通り。


◆著名人コメント(50音順)
井上裕介/「NON STYLE」(お笑い芸人)】
マジで怖すぎた!!
しかも、これが実話!?ヤバすぎるだろ!
色んな角度から怖がらせてくれてたまらない。
心の奥底から震え上がり、緊張感がエグすぎて、ずっと身体が硬直してた。
ホラー作品で、今年No.1だと言う事だけは声を大にして言える。
怖い作品が好きな人は、肝試し感覚で絶対に見て下さい。
アナタの想像を超えてくる怖さがあるので。

【シークエンスはやとも/「ポンゴ」(霊視芸人)】
現代ホラー映画の最高峰”死霊館”シリーズの最終章!
こんなん見ないわけがない!笑
相変わらず恐怖の表現、期待の裏切り方は超一級品。
終始心臓が止まりそうなくらい驚きっぱなしでした、、、
霊を上回る悪魔の猛攻、”流石にこんなことは起こらないでしょう”と思った矢先に映される実際の写真、リアルを超える恐怖表現と最恐の実存性が共存する稀有なシリーズに最後まで感動させていただきました。
ウォーレン夫妻、そして娘夫婦が迎える結末には誰もが共感を覚えてしまうはず。
こんなに怖いのに鑑賞後の心が豊かになるのが不思議(笑)
まだまだ続いて欲しいのが本音です!

【JOY(タレント)】
さすがシリーズ最終作!ド派手に怖かった!
今作も実際に起きた事件を元にしているから身の毛がよだち方は当然MAXです。
ストーリーは勿論、音と映像が更なる絶望へと僕を誘いました。
でもでも!悲鳴の裏には絆があるというか、怖さに震えながらも温かさがあるんです。
恐ろしい悪魔と対峙する中で見える家族の愛には心が打たれちゃうよ。恐怖と愛が交差する先に何が待つのか、、
極上の恐怖vs愛の答えはその目で確かめるしかない!

鈴木杏奈(声優)】
死霊館シリーズをしっかり観たのは初めてだったのですが、今作からでも十分に世界に没入できましたし、とにかく展開が多くて楽しめました!
次はどんなのが来るんだろう...という恐怖心が常にあり、何度も何度も鳥肌が立っていました。
始まりからエンドロールの最後まで怖かったです。

諏訪部順一(声優・ナレーター)】
死霊館」ユニバース完結と銘打たれた今作。その味付けはまさに絶妙!
ミステリー、サスペンス、ヒューマン…… 様々なエッセンスが散りばめられた「サイコーにちょうどいいHorror!」。
過去作バッチリ履修済みなウォーレン夫妻推しの皆様はもちろん、一見さんも存分にお楽しみ頂けること間違いナシです!

田中俊行(オカルトコレクター)】
悪魔はそこに“いた”。だが、それを呼び出したのは人の心だった。
祈りも愛も恐れも、形になれば“呪い”になることがある。
ジェームズ・ワンの恐怖演出は鋭く、信仰の象徴だったウォーレン夫妻が崩れていく姿さえ、痛々しくも美しい。
劇中の実在する鏡は、ただの呪物ではない。
それは非常に危険で、不安な心を増幅させる。信じてきた自分自身を映し出す。
死霊館 最後の儀式』は、人の祈りが作り出す“悪魔”を見せつける鏡そのものだ。
……とにかくアナベルは欲しい。鏡も。

鶴田法男(映画監督)】
Jホラーの恐怖と、ハリウッド・エンタメを巧みに合体させて独自進化を遂げてきた『死霊館』シリーズ。
そのラストを飾るに相応しい戦慄のドラマチック・ムービー!
ジェームズ・ワン氏にもし会えたら、私は「まいりました!」とひれ伏すしかない。

【水沢隆広(怪談師)】
この映画はかつて実在した人物が実際に体験した体験談を元に作られた作品であるという点が魅力。
また「霊が見える」という者が抱える苦悩も随所に描かれており、より一層リアルさが増しています。
ホラー映画ファンのみでなく全てのオカルトファンが見ても楽しめる作品であり、おすすめしたい映画です。

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