細田守監督作「サマーウォーズ」金曜ロードショーで放送! 最新作「果てしなきスカーレット」テレビ初公開映像も
2025年7月11日 06:00

細田守監督作「サマーウォーズ」が、日本テレビ系の「金曜ロードショー」で、8月1日の「サマーウォーズの日」に放送されることがわかった。番組後半では、細田監督最新作「果てしなきスカーレット」(11月21日公開)のテレビ初公開映像も放送される。
16年前の2009年8月1日に公開された、オリジナルストーリーのSFアニメーション「サマーウォーズ」。なお8月1日は、物語のキーマンのひとり、栄おばあちゃんの誕生日でもある。時代に先駆けて「仮想世界」を舞台に起こる事件を描いた先進性、長野・上田市の旧家を舞台とした美しい風景、家族の大切さを実感するストーリーなど、さまざまな魅力が詰まっている。
8月1日午後9時~10時54分放送

脚本:奥寺佐渡子(「八日目の蝉」)
キャラクターデザイン:貞本義行(「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズ)
作画監督:青山浩行(「竜とそばかすの姫」)
美術監督:武重洋二(「千と千尋の神隠し」)
CGディレクター:堀部亮(「竜とそばかすの姫」)
色彩設計:鎌田千賀子(「劇場版 呪術廻戦 0」)


物語の舞台は、人々がショッピングからゲーム、各種のコミュニケーション、そして行政手続きに至るまで、生活の多くをインターネット上の仮想世界「OZ(オズ)」で行うようになっている世界。ある夏の日、友人の佐久間とともに「OZ」の保守のアルバイトをしていた高校生・健二は、憧れの先輩・夏希から、彼女の田舎まで一緒に旅行をするという「バイト」に誘われる。
長野の夏希の実家・陣内家(じんのうちけ)は、戦国時代から続く名家で、曾祖母の栄ばあちゃんを筆頭に、個性豊かな面々が揃ったエネルギッシュな大家族。健二のバイトの内容は、家族の前で夏希のフィアンセ役を演じるというものだった。その夜、健二の携帯電話に数百の数字が羅列された暗号らしきメールが届く。数学が得意な健二は、徹夜で解答を導き出した。しかし翌朝、OZのセキュリティが何者かに破られ、現実とOZ、ふたつの世界が大混乱に陥る。

17歳、東京都内にある久遠寺高校の2年生。物理部に所属する、引っ込み思案で内気な性格の理科系男子。夏休みには友人とともに、ネット内をメンテするアルバイトをする予定だったが、ふとしたきっかけから憧れの先輩である篠原夏希に誘われ、長野の上田市を訪れる。数学が特技だが、数学オリンピックの日本代表選に敗れ、代表になれなかったことを悔いている。しかしその特技が、やがて世界の危機に立ち向かう切り札に。

18歳、篠原家の長女。陣内栄の曾孫(ひまご)にあたる。剣道部に所属する校内のアイドル的少女で、健二の先輩。夏休みに曾祖母である栄の誕生日を祝うために、上田市に行くことになる。しかし「今度来るときには、お婿さんを連れてくる」という栄との約束を果たすため、健二に「フィアンセ」のバイトをお願いすることに。白いワンピース姿がすがすがしい美少女だが、天然ボケな一面も。

戦国時代から数百年以上続いている陣内家16代目の当主。曾孫まで四世代にわたる大家族の長。90歳の誕生日を迎え、そのお祝いのため、各地から大勢の親族が集まってくる。古武道の心得もあり、年齢を感じさせないバイタリティに溢れた老婦人。戦国時代に郷土のために尽くした祖先の気風を受け継ぎ、政財界にも幅広い人脈を持っている。突如現われた「フィアンセ」の健二を受け入れ、世界の危機に一族を率い、立ち向かう。

13歳、栄の曾孫のひとり。部屋にこもりがちで暗めなオタク少年に見えるが、実は格闘ネットゲームの世界的チャンピオンで、電脳世界では「格闘王キングカズマ」を操る達人。世界的な企業をスポンサーにもつ、スーパープレーヤー。自分の実力には自信があり、その態度が原因で、過去にはいじめられっ子だったことも。格闘ゲームを極めるために、「師匠」の手ほどきで修行を続けている。

41歳、陣内家の当主だった大おじいちゃんの隠し子。一族の資産を持ち逃げして、10年間行方不明だったが、栄おばあちゃんの90歳の誕生日の日に突然帰ってきた。どうやらその間、アメリカで人工知能の研究に没頭していたらしい。実はそれが大事件の元凶となり、「ラブマシーン」と関係がある様子。風来坊だが、天才的な切れ味の頭脳の持ち主。夏希の初恋の人でもある。
・7月11日 「キングダム 大将軍の帰還」(午後7時56分スタート、地上波初放送・本編ノーカット)
・7月18日 「侍タイムスリッパー」(地上波初放送)
・7月25日 「ジュラシック・パーク」
・8月1日 「サマーウォーズ」
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【個人的に“過去最高”】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた注目作、実際に観てきた
提供:ワーナー・ブラザース映画

日本よ、これが本物の“悪”だ
【拷問、殺人、裏切り、粛清】超刺激的な“史上最大ヒット作”、観たらすごかった…!
提供:JCOM株式会社

何だこのむちゃくちゃ“刺さる”映画は!?
【尋常でなく期待してる】“命より大事な誰か”のためなら、自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映