草彅剛×白石和彌監督「碁盤斬り」イタリアの映画祭で最優秀長編作品賞! スペインでの配給が決定
2025年6月30日 12:02

「孤狼の血」「凶悪」の白石和彌監督が初めて時代劇のメガホンをとり、「ミッドナイトスワン」の草彅剛を主演に迎えて描いたヒューマンドラマ「碁盤斬り」が、イタリアの映画祭「RED LINE INTERNATIONAL FILM FESTIVAL」のコンペティション部門に選出され、最優秀長編作品賞を受賞した。本映画祭のオープニング作品として上映され、日本映画の選出は本作が初となる。
イタリア・トスカーナ州のモンタルチーノで6月11日~15日に開催された「RED LINE INTERNATIONAL FILM FESTIVAL」は、2024年に始まった映画祭。国内外の最先端の映画作品が出合う場となることを目指し、映画撮影を促進。表現と物語を伝える手段、現実を深く理解し分析する手段としての価値を高め、映画を通して平和と連帯のメッセージを発信する手段としての理解を深めることを目標としている映画祭だ。今年の審査員長は「シャイン」でアカデミー主演男優賞をはじめ賞レースを総なめにしたジェフリー・ラッシュが務めた。



受賞理由と白石監督のコメントは、以下の通り。
そして、作品賞をいただけると聞いて、本当に嬉しく思っています。この作品にとっても、映画監督個人としても、 この先映画を作っていく勇気や喜びをいただきました。 本当にありがとうございます。
なお、「碁盤斬り」は昨年にイタリアで開催されたヨーロッパ最大のアジア映画祭「ウディネ・ファーイースト映画祭」で批評家により選出されるブラック・ドラゴン賞(Black Dragon Audience Award)を受賞、3月に公開されたフランスでは220スクリーンで上映されるなど、海外でも高く評価されている。さらに、スペインでの配給も決定した。
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