実写版「リロ&スティッチ」V3! 「ジョン・ウィック」スピンオフ、ウェス・アンダーソン監督新作が登場【全米映画ランキング】
2025年6月10日 19:00

6月第1週の北米映画市場は盛況で、週末3日間(6月6日~8日)の興行収入ランキングのトップ10には、新作3本がランクインしました。
ディズニーの人気アニメを実写映画化した「リロ&スティッチ」は、3週目も引き続き首位をキープ。週末3日間で興収3200万ドルをあげました。北米の上映館数は最大で、トップ10作品のなかで、最高の劇場平均興収を記録しています。

「ジョン・ウィック」シリーズのスピンオフ「バレリーナ The World of John Wick」(ライオンズゲート)は、2位に初登場。アナ・デ・アルマスが主演を務め、ディレクター(アンジェリカ・ヒューストン)率いる暗殺者集団「ルスカ・ロマ」で、殺しのテクニックを磨くイヴを演じています。彼女は、暗殺者の父親を殺したチャンセラー(ガブリエル・バーン)への復讐を計画。伝説の殺し屋、ジョン・ウィック役のキアヌ・リーブスも登場し、暴力から離れるよう、イヴを諭します。
製作費8000万ドルに対し、週末3日間で興収2500万ドルを記録。「ジョン・ウィック」シリーズ第4弾「ジョン・ウィック コンセクエンス」(2023)のオープニング興収(7300万ドル)に比べると、大幅に低いスタートとなりました。

ウェス・アンダーソン監督の新作「ザ・フェニキアン・スキーム(原題)」(フォーカス・フィーチャーズ)は、公開2週目の拡大公開を経て、14位から6位にジャンプアップ。ベニチオ・デル・トロが、唯一の娘である修道女・リーゼル(ミア・スレアプレトン)を財産の相続人に指名する富豪、ザ・ザ・コルダを演じました。彼は新しいビジネスのための出資を募るべく、ヨーロッパを旅する間に、暗殺や各国政府からの干渉など、さまざまな出来事に巻き込まれていきます。
本作には、マイケル・セラ、リズ・アーメッド、トム・ハンクス、マチュー・アマルリック、ジェフリー・ライト、スカーレット・ヨハンソン、ベネディクト・カンバーバッチ、ビル・マーレイ、シャルロット・ゲンズブール、ウィレム・デフォーら、ウェス・アンダーソン作品に初参加するキャストから常連まで、豪華な面々が集結。アンダーソン監督がロマン・コッポラ(「アステロイド・シティ」)とともに脚本を担当しました。製作費3000万ドルに対し、週末3日間で興収620万ドルをあげました。
日本のテレビアニメ「ダンダダン」第2期の初回エピソードを劇場公開した「Dan Da Dan: Evil Eye(原題)」(GKIDS)は、8位にランクイン。なお第2期は7月に配信される予定となっています。週末3日間で興収300万ドルを記録しました。
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