ジャレッド・レト、女性9人からの性的違法行為告発を全面否定
2025年6月9日 16:00

アカデミー賞俳優のジャレッド・レトに対し、9人の女性が性的違法行為を告発していることが明らかになった。米デジタル誌Air Mailが6月7日に報じたもので、告発者の中には当時未成年だったと主張する女性も含まれている。レト側は代理人を通じて「すべての疑惑を明確に否定する」との声明を発表した。
今回の騒動の発端は、ロサンゼルス在住のDJ、アリー・ティルツが先月、2012年に自身のFacebookに投稿した内容をInstagramストーリーで再掲載したことだった。ティルツは当時、「ジャレッド・レトにバックステージで襲われるまでは、ロサンゼルスで一人前になったと言えない」と投稿し、レトを「キルトを着たハリウッドで最も執拗な捕食者」と表現していた。
ティルツはその後、より詳細な告発を行い、「17歳の時にこの人物に暴行され、トラウマを負った。彼は私の年齢を知っていたのに気にしなかった」と主張している。これに対しレト側の代理人は「ティルツ氏の疑惑は明らかに虚偽である」と否定している。
元モデルのローラ・ラ・ルーは、16歳の時にロサンゼルスの動物愛護慈善イベントでレトと出会い、その後メールでやり取りをするようになったと証言している。「彼はずっと私をからかっていた。私に近づいてきては離れる、まるでゲームのようだった」とラ・ルーはAir Mail誌に語った。さらに17歳の時に、レトが彼女の前で全裸で部屋から出てきたと主張している。
その他の告発者には、未成年の女優時代にレトとテキストメッセージのやり取りを始め、18歳になった時に関係が性的なものになったと主張する女性や、16歳の時にカフェでレトと出会ってテキストメッセージを交わすようになり、「会話が性的なものになった」と証言する女性が含まれている。
レトは1971年ルイジアナ州生まれで、1990年代初頭に俳優デビューを果たした。「ファイト・クラブ」「レクイエム・フォー・ドリーム」「アメリカン・サイコ」などの話題作に出演し、2013年の「ダラス・バイヤーズクラブ」では女装のHIV患者レイヨン役を熱演してアカデミー賞助演男優賞を受賞した。近年では「ブレードランナー 2049」「ハウス・オブ・グッチ」「モービウス」などの大作に出演している。
音楽活動では兄のシャノン・レトとともにロックバンド「Thirty Seconds to Mars」のフロントマンとして活動し、世界的な成功を収めている。俳優と音楽家という二つの顔を持つマルチタレントとして、長年にわたってエンタテインメント界で活躍してきた。
レトは現在「トロン:アレス」の公開を控えており、今回の疑惑が彼のキャリアや今後のプロジェクトに与える影響が注目される。
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