スコセッシ&ディカプリオ、「オーシャンズ11」脚本家の監督作で再タッグ
2025年5月30日 19:00

名匠マーティン・スコセッシ監督と俳優レオナルド・ディカプリオが、新作アクションスリラー「Carthage Must Be Destroyed(原題)」で製作総指揮として再びタッグを組むことが明らかになったと、米Deadlineが報じている。メガホンをとるのは、ジョージ・クルーニー主演の大ヒット作「オーシャンズ11」の脚本で知られるテッド・グリフィンだ。
「Carthage Must Be Destroyed(原題)」は犯罪組織に支配された衰退した工業都市を舞台に、謎の男が頭脳と腕力を駆使して腐敗した権力構造を破壊していくストーリー。
監督・脚本を務めるグリフィンは1970年カリフォルニア州パサディナ生まれの54歳。2001年の「オーシャンズ11」で脚本家として一躍注目を浴び、その洗練されたプロットと軽妙な会話で話題を呼んだ。その後「マッチスティック・メン」(03)、「ペントハウス」(11)などの脚本を手がけ、近年はテレビ界で人気ドラマ「9-1-1:LA救命最前線」の製作総指揮と脚本を担当している。
製作には、スコセッシのシケリア・プロダクションズ、ディカプリオのアッピアン・ウェイ・プロダクションズ、Verdi Productions、Ketchup Entertainmentが名を連ねる。製作陣にはミシェル・ベルディ、チャド・A・ベルディ・Jr.、ポール・ルバ、ジェニファー・デイビソンも参加し、リサ・フレチェット、セラ・べルディが製作総指揮に加わる。
べルディはスコセッシ監督との協力関係が深く、これまでに「アイリッシュマン」(19)と「沈黙 サイレンス」(16)で製作総指揮を務めている。今回の新プロジェクトでも、その信頼関係がいかされることになる。
スコセッシとディカプリオは、「ギャング・オブ・ニューヨーク」(02)、「アビエイター」(04)、「ディパーテッド」(06)、「シャッター アイランド」(10)、「ウルフ・オブ・ウォールストリート」(13)、最新作「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」(23)まで6作品でタッグを組んできた黄金コンビだ。今回は製作総指揮としての参加だが、両者の密接な関係性から今後の展開にも注目が集まる。
撮影は10月にロードアイランド州で開始予定。現在キャスティングが進行中だ。

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