サム・メンデス監督のビートルズ映画4部作、人気脚本家3人の参加が決定
2025年5月12日 12:00

伝説的ロックバンド「ザ・ビートルズ」の物語を描く画期的な映画プロジェクトが、さらに期待を高める人事を発表した。サム・メンデス監督が手がけるビートルズ4部作映画の脚本陣に、映画界で高い評価を得る3人の実力派の起用が決定したと、米Deadlineが報じている。ジェズ・バターワース、ピーター・ストローハン、ジャック・ソーンという錚々たる顔ぶれが名を連ね、このプロジェクトの価値をさらに高めることになりそうだ。
バターワースは「フォードvsフェラーリ」「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」「オール・ユー・ニード・イズ・キル」などの脚本を手がけている。さらに演劇界でもトニー賞受賞作「ザ・フェリーマン」の作者として知られる多才な脚本家だ。
ストローンは「教皇選挙」でアカデミー賞脚色賞を受賞した実力者。過去には妻の故ブリジット・オコナーさんと共同執筆した「裏切りのサーカス」でアカデミー賞にノミネートされ、英国アカデミー賞も獲得している。ソーンはNetflixシリーズ「アドレセンス」や人気シリーズ「エノーラ・ホームズの事件簿」などを手がけ、新鮮な視点をプロジェクトにもたらすことが期待される。
この野心的なプロジェクトは、アカデミー賞監督のメンデスが長年構想してきた企画で、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリソン、リンゴ・スターの4人それぞれの視点から独立した4本の映画として描かれる革新的な試みだ。先月のシネマコンでは主要キャストも発表され、マッカートニー役をポール・メスカル、レノン役をハリス・ディキンソン、ハリソン役をジョセフ・クイン、スター役をバリー・キーガンという若手実力派が演じることも決定している。
ソニー・ピクチャーズが製作する本作は、2028年4月に世界同時公開が予定されており、メンデス監督のニール・ストリート・プロダクションとビートルズの公式会社Apple Corpsの共同制作となる。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ファンファーレ!ふたつの音
【本作、良い映画ではないです。最高に良い映画です】“ほっこり系”と油断してた…感情が持ってかれた
提供:松竹

これ観てない人、マジもったいない!!
【夏に観逃したという人へ…】まだ間に合う!むしろ今こそ映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

4歳の息子が誘拐された。
【しかし、誘拐犯が死体で見つかった】警察は息子に疑いを向ける…衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

個人的・下半期で観たい映画No.1
映画ファンがこぞって「絶対観る」と決めてるの何で!? 全員主役級がクセ激烈の異常者に…
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント