A24製作×セバスチャン・スタン主演「顔を捨てた男」7月11日公開決定! 予告編&ビジュアル&場面写真を一挙披露
2025年4月18日 12:00

A24製作×セバスチャン・スタン主演のスリラー「A Different Man(原題)」が、「顔を捨てた男」の邦題で7月11日からヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で公開されることが決定。併せて予告編、ビジュアル、場面写真が一挙披露された。

本作は、これまで「ミッドサマー」「LAMB ラム」「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」「シビル・ウォー アメリカ最後の日」など、独創的な作品を生み出してきたA24が、アーロン・シンバーグ監督の才能に惚れ込み、初のタッグで完成させた異色作。主演は「サンダーボルツ*」「アプレンティス ドナルド・トランプの創り方」のセバスチャン・スタン。アカデミー賞にもノミネートされた特殊メイクを施し、人生をやり直すため整形手術を受け、容姿が変わっていく主人公エドワードの複雑な心情を熱演。ベルリン国際映画祭とゴールデングローブ賞で主演俳優賞に輝いたことは、記憶に新しい。共演には「わたしは最悪。」で第74回カンヌ国際映画祭の女優賞を受賞したレナーテ・レインスベ、先天性の障がいにより顔の変形を持って生まれ、「アンダー・ザ・スキン 種の捕食」などに出演したアダム・ピアソン。

顔が変われば、なりたい自分になれるのか? ルッキズムをブラックなユーモアを効かせながら痛烈に風刺した本作は、サンダンス国際映画祭でのワールドプレミアを皮切りに話題となり、「価値観を覆す傑作(IndieWire)」、「デビッド・リンチを彷彿とさせる(Awards Radar)」、「予測不能な展開(Daily Telegraph)」と海外メディアも絶賛。全米では4館からスタートした上映が265館に拡大されるヒットを記録した。ありのままの自分を置き去りにし、誰もが「理想の自分」を演じて生きる現代に突きつける、究極の不条理劇が日本に上陸する。

予告編は、役者になるのを夢見るエドワード(スタン)が、劇作家志望の隣人イングリッド(レインスベ)に惹かれながらも、自分の容姿を気にして彼女への想いも、役者への夢にも一歩を踏み出せずにいるシーンから始まる。そして街中でその容姿をバカにされ傷つく場面も。だが、新薬の発明によって容姿を変えられるかもしれないことが分かり、エドワードはこれに飛びつく。過激な治療を受けて、別人に生まれ変わった彼の目の前に、過去の自分にそっくりな“顔”にも関わらず、正反対の明るい性格で周りの人を魅了するオズワルド(アダム・ピアソン)が現れ、歯車が狂っていく様子が時にコミカルに描かれている。全編16ミリフィルムで撮影された雰囲気のある映像も相まって、独創的な世界観と予測不能な展開に期待が膨らむ映像となっている。

併せて披露されたビジュアルは、顔が異なる“2人のエドワード”が並んで座るインパクトのあるものとなっており、顔が変わってなりたい自分になれたはずなのに、浮かない顔をするエドワードの姿が見て取れる。理想と現実が反転する物語は、はたしてどんな結末を迎えるのか。
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