実写映画「ヒックとドラゴン」今秋公開 ドラゴンとの大冒険を最新技術でダイナミックに描いた特報披露
2025年3月6日 08:00

ドリームワークス・アニメーションが手掛けた大ヒットアニメーション映画を実写化する「ヒックとドラゴン」(原題「How to Train Your Dragon」)が、今秋に公開されることが決定した。少年ヒックとドラゴンの大冒険をダイナミックに描いた特報が披露された。
「ヒックとドラゴン」(01)は、アカデミー賞で長編アニメーション賞と作曲賞を受賞し、ゴールデングローブ賞では最優秀長編アニメーション映画賞にノミネート、アニー賞では10部門で賞を獲得。全世界興行収入4億9万ドルを突破する大ヒットを記録し、14年に「ヒックとドラゴン2」、19年に「ヒックとドラゴン 聖地への冒険」が公開されたほか、スピンオフとなるTVシリーズも制作された。
実写版では、最新の映像技術を駆使し、大迫力な映像表現と巧みなストーリーテリングにより、さらなる進化を遂げる。監督を務めるのは、アニメーションシリーズを手掛けたディーン・デュボア監督。実写版「アラジン」の製作総指揮を務め、「ラ・ラ・ランド」「クルエラ」「ウィキッド ふたりの魔女」に製作として参加したマーク・プラットもプロデューサーとして名を連ねている。
バイキング一族の長の息子である主人公ヒックを演じるのは、「ブラック・フォン」で注目を集めたメイソン・テムズ。ヒックの親友で優れた戦士のアスティ役は、「ダンボ」でスクリーンデビューし、「ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今」(4月11日公開)の公開も控えるニコ・パーカーが務めた。
ヒックの父であり、最強のバイキングであるストイック役は、アニメーションシリーズでも同役の声優を務めたジェラルド・バトラー。陽気な鍛冶屋のゲップ役には、「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」や「宇宙人ポール」のニック・フロストを配した。
特報の冒頭では、ヒックとドラゴンのトゥースとの出会いが映し出される。自然豊かな土地での暮らしをドラゴンと戦うことで守ってきたバイキング一族。ドラゴンを打ち倒すことが彼らの生き方であり、宿敵のドラゴンたちとの戦いが緊迫感を増していく。そんな中、ヒックは森の中で傷ついて横たわる一匹のドラゴン、トゥースと出会う。運命的な出会いを皮切りに、彼らは試練を乗り越え確かな友情を育んでいく。映像では、ヒックとトゥースが息をのむスピード感とダイナミックな大飛行で空に駆け出す姿や、臨場感あふれるバイキングの大海戦など大迫力の映像美を見ることができる。
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